お陰様で昨日節分祭を終え、境内は暦通りの暖かい陽差しを浴びています。
右手の芳名板に節分祭の名残が見えます
節分の行事は、中国から伝わった悪疫・邪気除けの儀式『追儺(ついな)』と、室町時代から始まった鬼祓いの『豆まき』が合わさったものと言われています。
元々追儺は大晦日、豆まきは節分に行われていた行事ですが、民間に広まる際にどちらも節分の行事として伝わっていったようです。
思えば秋のハロウィンも、古代ケルト人の“大晦日(10月31日)に悪霊・幽霊が現れる”という言い伝えに由来があるそうで、こういった暦の節目に悪い物が出てくる、というのは世界共通のものなのかもしれません。
皆さまのご自宅では豆まきはされましたか?
昨日は兼務社でも節分祭がありました。写真は上鶴間本町鎮座、長嶋神社の様子です