朝から晴れているのも久しぶりに感じます。
あとしばらくすれば衣替えの時期ではありますが、このところは雨が降ったり暑さが戻ったりと思わぬ天気が続いています。
空いた時間を使って、今日は装束の用意や洗濯を行いました。
衣紋掛に干された狩衣
地鎮祭や埋井祭など屋外で行う祭事がありますが、こうした神事は雨が降っても容易に予定を変えられない場合がほとんどです。
勿論テントなどを準備して雨でも神事は奉仕させていただくのですが、狩衣の裾などはどうしても汚してしまいます…
そのため雨のご奉仕の後は必ず装束を洗う事にしています。
装束は本来冬は絹、夏は麻でしたから気軽に洗濯できるものではありませんでしたが、近年は洗える化繊のものも多くなって助かります。
とはいえデリケートな衣服です。 弱く洗った後は陰干しをして、皺の付かないように気を付けています。
土曜日は大安にあたり多くの祭事が予定されています。 気持ちよく神事が奉仕できるよう細かいところにも気を配っていかなければなりません。