銀杏の実も多く落ち始め、涼しい風が感じられる季節となりました。境内も日毎に、落ち葉の量が増し秋の訪れを感じます。
さて当社の境内には、絵馬掛所がございます。梅の花弁が形どられた丸型の絵馬や干支の絵馬など多くの絵馬が掛けられています。
絵馬は元来、神社に神様の乗り物とされている馬を奉納されていたのですが、馬は大変高価で誰もが神社に奉納できる訳ではありませんでしたので、木や紙で馬を模り奉納した事が始まりと言われています。
絵馬は時が経つに連れ姿や形を変え、次第に木材に絵を描き絵馬として奉納するようになりました。また、干支の絵馬はその年の参拝記念として書かずに持って帰られる人も多くいらっしゃいます。
これから、七五三や少し早いですが受験に向けて神社に足を運ぶ予定のある方もいらっしゃると思います。絵馬にお子様の健やかなる成長、志望校への合格を託し、大神様の御神徳を得えて日毎、麗しくお過ごしいただけたら幸いです。
季節がらお寒い日が続きますが、境内も秋の装いに変化しつつあります。お近くにお立ちよりの際は、四季を感じつつお参り下さい。