6月30日の夏越大祓式まで明日であと10日となります。
来週には境内に茅の輪が建つ事になると思われますが、ここで改めて大祓に使用する人形(ひとがた)の説明をさせていただきます。
人形とは白紙を人の形に切ったものです。 簡素なものですが、大祓の際には自分自身の罪穢れを肩代わりする謂わば“身代わり”として使われます。
使い方はまず人形で身体を撫で、次に息を吹きかけて自身の罪穢れを移します。 最後は神職の手によって夏は水に流し、冬は浄火に託して形を消してしまいます。
現在は水に溶けるよう紙製のものですが、古くは金・銀・鉄・木、また藁など様々なものでつくられていたようです。
30日15:00からの祭典にはどなたでも参加する事ができます。 いらっしゃった方には祭典の中で人形をお渡しして使っていただきますが、あらかじめ神社に人形を預けていただく方法もあります。
その場合は社務所で人形を配付しておりますので、窓口へお問い合わせくださいませ。