社務日誌のでもお伝えをしておりますが、今の時期は秋祭りです。8月の末より土曜日日曜日と兼務神社での例祭(れいさい)が御座います。
この例祭は年に一度、御祭神または神社に由緒のある日に斎行されるお祭の事です。この例祭と呼ばれるようになったのは近世になってからではと言われており、それ以前は大祭(おおまつり)・御祭(おんまつり)といわれていたようです。
例祭の例には 慣わしに従って といった意味があり、今では例祭と統一されて言われております。
また、お祭を3つに区分すると 大祭(たいさい) ・中祭(ちゅうさい) ・小祭(しょうさい) となります。例祭はその中でも 大祭 に区分されます。大祭は他にも祈年祭(きねんさい)・新嘗祭(にいなめさい)・式年祭(しきねんさい)・鎮座祭(ちんざさい)・遷座祭(せんざさい)・合祀祭(ごうしさい)・分祀祭(ぶんしさい)と御座います。その中でも毎年斎行されるお祭は、例祭をはじめ祈年祭・新嘗祭の年3回です。これからも、この例祭がいかに重要な祭事かが判ります。