八百万の神とよく言いますが、東西南北それぞれの方角から降りかかる悪災を鎮める神様がいらっしゃいます。
東は青龍…昇運と豊作を呼び家運隆昌・商売繁昌を招きます。
南は朱雀…神とともに棲む瑞鳥で、その翼で厄災を祓い清め、朱雀門からは平安と福が招き寄せられます。
西は白虎…女性に子宝と安産を授け、夫婦円満な家庭を築く。
北は玄武…長寿と冨を招く亀と厄難を寄せ付けない蛇の霊力を合せ持ち、繁栄と長寿をもたらします。
四神は古来大宝律令の頃から、歴代天皇の御即位の礼や祝賀には御旗として、大極殿(たいきょくでん)紫宸殿(ししんでん)などにおかれました。宮殿や神社仏閣の御造営にあたり、「春夏秋冬」の悪霊を鎮め「東西南北」の土地を祓い清める四神を必ずお祀り致しました。