境内の中ではないのですが、隣接する公園には金木犀の木が数本植えられていて、この季節になるとこちらまで花の香りが風に乗って届きます。
今朝の掃除の時、昨日までなかった甘い独特の香りを感じました。どうやら今年も盛大に花が咲いたようです。芳香剤にも使われる強い香りは人によって好き嫌いがあるようですが、私は嫌いではありません。
花の季節というと春が思い浮かびますが、香りの豊かさに関しては秋も劣るものではありません。まずはこの金木犀、晩秋になれば銀杏、本殿に寄れば棗の実、秋雨の後は御社殿からも檜の香りがします。
段々と暑さが引いて気分も落ち着いてくるような季節です。ご参拝の際は、そんな所にも目を向けてみてはいかがでしょうか。