座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

秋分の日

2018年09月23日 | 

今日は国民の祝日の内の『秋分の日』、昼夜の長さが等しくなる日とされ、これから冬至に向かって段々と夜が長くなっていく事になります。

神道に於いては宮中で「秋季皇霊祭」が斎行される日。しかし一般には「お彼岸」の中日として知られているのではないでしょうか。お彼岸は秋分(春分)と前後3日ずつを合せた7日間の事で、特にこの中日は“ご先祖様を供養する日”と言われています。

もう秋晴れと呼ぶべきでしょう、心地よい陽射しです

「お彼岸」の語は“悟りを開いた向こう側の境地”を意味する言葉で、仏教色の濃い行事ではありますが、日本仏教以外の外国では行われていない行事のため、元々日本にあった先祖祭りなどの行事と習合したのではないかという説もあります。

確かに太陽と月の運航は暦をつくる上での基本的な事ですので、秋分の日が仏教渡来以前の昔から特別な日とされていても不思議ではありません。

天気の上でも涼しいから寒いへ段々と降りていく時期です。四季の後半へ入る前にご先祖様へ思いをはせ、気持ちを落ち着けてみてはいかがでしょうか。