神社仏閣でお参りする際に、目に触れる『絵馬』
今年皆様は、絵馬にお願い事を書いて奉納されましたでしょうか?
『おみくじ』は、゛結ぶ゛と表現をしますが、
『絵馬』は、゛奉納する゛と表現をします。
古くは、神様は神馬(しんめ)という馬に乗って人間の世界にいらっしゃると考えられていて、神事に於いては生きた馬を奉納しておりました。
その馬が、土で作られた馬形(うまがた)や、木で作られた板立馬(いただてうま)を奉納されるようになり、さらには馬の絵を描いた板を奉納されるようになったそうです。
今では、馬に限らずその年の干支(今年は牛)の絵が描かれた物でしたり種類が様々になりました。
当社でも、その年の干支の絵馬をご用意をしており、残りも僅かとなりました。
まだ今年書かれてないようでしたら、明日はお天気も良く暖かいそうなので絵馬を奉納されてみてはいかがでしょうか?
因みに、冒頭で神社仏閣と申しましたが、お寺では平安時代に神仏習合の思想が広まり、観世音菩薩も騎乗して示現するとの考えが広まり、お寺でも絵馬を奉納されるようになったそうです。