本日、11時より祈年祭(きねんさい)を斎行致しました。
この祈年祭は、11月23日に収穫の感謝をお伝え申し上げる新嘗祭(にいなめさい)と対になるお祭りで、その年一年の五穀豊穣を祈念するお祭りです。
また、祈年祭・新嘗祭は古くより重んじられてきたお祭りでもございます。
宮司一拝
献饌(けんせん)
宮司祝詞奏上
玉串拝礼
氏子会会長に併せて参列者玉串拝礼
撤饌(てっせん)
宮司一拝
この祈年祭は、農耕儀礼から来ているのですがその歴史は古く、中国で行われていた大祀祈穀を参照して、675年に令制国家祭祀として行われたのが最初だと言われております。
それから欠かさず行われてきた祭祀ですが、室町時代後期には戦乱の為、断絶されていた時期もありました。
本格的な再興は明治2年(1869年)に再び斎行されるようになり、今日に至っております。
今は、この様な厳しい昨今ではございますが、この一年が皆様方も、農作物も実り多き一年となります事をご祈念申し上げます。