境内には電気式の赤い灯籠の他に、石造りの灯籠が大小幾つか置かれています。
神社以外では寺院や日本庭園などで装飾として良く置かれているようです。灯りが点いていなくても存在感があるといいますか、自然物と人工物の中間にあるような、風景の中に落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
神輿庫の隣にあるのは境内で最も大きく新しい灯籠
中はくり抜かれていて、ここに油皿などを入れて灯すものと思われます
境内で一番古いと見られる灯籠
『文久二戌』と読めます。西暦で1862年、江戸時代です
今は灯りを点ける事もありませんが、点けたとしても辺りを照らすほどの明るさはなく、道を浮かび上がらせる位のもののようです。
しかし電灯ではない本物の火には心を落ち着かせる力があるそうです。何かの折に一度灯してみたいですね。
今の境内の灯籠は暗くなると自動で点く仕組み。便利です