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6月7日の社説は・・・

2014-06-07 05:10:59 | 社説を読む
欧州のマイナス金利には驚きました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ G7の意義―共生の道探る再出発を
・ マイナス金利―ユーロの矛盾と苦悩

読売新聞
・ マイナス金利 デフレ阻止に動いた欧州中銀(2014年06月07日)
・ 厚木男児放置死 関係機関の連携で再発を防げ(2014年06月07日)
 
毎日新聞
・ 年金運用見直し 成長戦略に利用するな NEW (2014年06月07日)
・ STAP白紙に それでも徹底調査を NEW (2014年06月07日)

日本経済新聞
・ 欧州の再生に金融緩和だけでは不十分だ
・ 中ロ抜きで描けぬ国際秩序

産経新聞
・ 与党安保協議 法改正なく尖閣守れるか
・ 梅雨入り 災害から「命守る」備えを
 
中日新聞
・ 年金財政の将来 「百年安心」から程遠い 

※ マイナス金利を3社が取り上げました。

朝日「預金に利子をつけるどころか、金利をとる。
 そんな「奇策」に欧州中央銀行(ECB)が踏み込んだ。マイナス金利である。
 ECBは政策金利を年0・25%から0・15%に引き下げることを決めた。あわせて民間銀行がECBにお金を預ける際の金利を、これまでの0%からマイナス0・10%に下げる。マイナス金利はデンマークの中央銀行が実施していたが、日本を含む主要な中央銀行では初めて。
 ユーロ経済がデフレに陥るのを防ぐのが狙いだ。」 

マイナス金利になるとよいことは?

「マイナス金利で期待される効果は主に二つある。一つはユーロ安になること。輸入品の価格が上がり、物価全体を押し上げる可能性がある。

 もう一つは、資金に余裕のあるドイツなどの銀行がECBにお金を預ける代わりに、資金繰りが厳しい南欧などの企業に貸すことだ。」

 なるほど。よくわかります。

 そもそもECBとは何?

欧州通貨統合で導入された新通貨ユーロを管理する EU の中央銀行。1998年,欧州通貨機構に代わって,ドイツのフランクフルトに本部を設置。欧州中央銀行。 kotobank > ヨーロッパ中央銀行とはより引用

 いわば、日本銀行のようなものです。
 違いは?

「ECBは18カ国をメンバーに持つ。日米英の中央銀行のように大量に国債を買って量的緩和に乗り出すにも、どこの国債をどれだけ買うのか、決めるのは容易ではない。「通貨は共通、財政は別々」というユーロの矛盾がECBを苦しませる。」

日経です。
「ドラギECB総裁は、ドイツの消極論を抑え込み、非伝統的な緩和策の導入に踏み切った。その決断と指導力を評価したい。ユーロ圏が日本型のデフレに陥らないために、中央銀行として努力する意志は伝わってくる。」

読売です。
「麻生財務相は、「いい結果になるか、悪い結果になるか分からない」と述べ、影響を見極めていく考えを示した。」

 注目です。

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