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【写真10分教室】600年前の発明を写真に活かそう

2024-02-20 06:20:51 | おすすめ写真

【写真10分教室】600年前の発明を写真に活かそう

名画から学ぶ 〜写真の見方、撮り方〜 第15回は『写真の嘘、解決法(その4)』です。写真、絵画が持つ2次元であるが故に逃れられない弱み、生まれる嘘である「奥行き情報の欠如」への対策に「線遠近法」を活用する手法を学びます。本日の「先生」はマサッチオ、フランチェスカ、ダ・ヴィンチです。

今回の動画でも人気の名画を参考に解説をさせていただきます。「線遠近法」が生まれる前としては、ルネサンス美術の先駆けとも言われるイタリアの画家ピエトロ・ロレンツェッティの作品をご紹介します。そして、「線遠近法」が生まれた後としては、世界ではじめて「線遠近法(透視図法)」を活かした画を描いたことでも有名なルネサンス初期のイタリア人画家マサッチオの作品、イタリア初期ルネサンスを代表する画家ピエロ・デラ・フランチェスカの作品、線遠近法の例としてよく上げられる「最後の晩餐」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)を参考に失われた奥行き情報を克服するための手法「線遠近法(透視図法)」をご紹介します。 写真であれば自然と「線遠近法」は作用してきます。その上で、写真家が「線遠近法」の存在・効果を知ることで、「線遠近法」を写真の中により上手く取り込み、活かすことができるようになります。また、写真を見る際に、写真家の意図を汲み取れる=より写真を楽しめるようになります。これを目指して、動画の中では、そうした実例をすばらしい作品をお見せしながら紹介しています。 なお、わたしたちの理解や見方はあくまでの一例です。あくまでご参考までにとどめておいてください。ご自分が好きな写真こそが、ご自身にとって正解ではないでしょうか。「誰かの地雷は誰かの主食」(ねほりんぱほりん - NHK -)の精神をみなさんと共有できることを願っています。 第1回:なぜ、絵画から学ぶのか?    • 【写真10分教室】なぜ、絵画から学ぶのか?   第2回:主題の明確化(その1)    • 【写真10分教室】名画から学ぶ写真の視線誘導(リーディングライン)編   第3回:主題の明確化(その2)    • 【写真10分教室】主題を明確にする構図など   第4回:主題の明確化(その3)    • 【写真10分教室】ゴヤの名画に隠された写真のヒント   第5回:主題の明確化(その4)    • 【写真10分教室】モナ・リザの秘密が伝える良い写真の正解とは   第6回:ビジュアルウエイト    • 【写真10分教室】写真に重力?ヒトの認識特性を活かせ   第7回:ビジュアルウエイト(その2)    • 【写真10分教室】不安定な写真?安定と調和の仕組み   第8回:奇数安定    • 【写真10分教室】奇数の魔法を使う。安定感のトリック   第9回:変化と調和    • 【写真10分教室】不安定なのに調和?変化の構図テクニック   第10回:変化と調和(その2)    • 【写真10分教室】バランスを崩して撮る?動きを生み出す構図テクニック   第11回:画面中の重力を自由に操る秘策(まとめ)    • 【写真10分教室】写真の重力を自由に操る秘策(まとめ)   第12回:写真の嘘、解決法    • 【写真10分教室】写真の嘘とは?2次元の弱み解決「三層構造」   第13回:写真の嘘、解決法(その2)    • 【写真10分教室】ダ・ヴィンチから紐解く、明暗・色相による奥行き表現   第14回:写真の嘘、解決法(その3)    • 【写真10分教室】空気感が大切?奥行きを表現するテクニック  


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