あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

子どもの病名、「障害」の多くを「症」に変更

2014-06-04 05:03:22 | 教育関連情報
子どもの病名、「障害」の多くを「症」に変更

YOMIURI ONLINE に載っていました。

正式に変われば、学校でも対応が必要です。

ここから http://www.yomiuri.co.jp/science/20140528-OYT1T50126.html

読み書きが困難な子どもの「学習障害」は「学習症」に――。

 日本精神神経学会は28日、精神疾患の病名を変更すると発表した。分かりやすい言葉を使うとともに、患者の不快感を減らすのが狙い。


 日本精神神経学会HPには、こんなことも載っています。
  https://www.jspn.or.jp/
 2014.05.30 NEW
  「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第4版)」一部改訂のお知らせ
 2014.05.28 NEW
  DSM-5病名・用語翻訳ガイドライン

 記事に戻りましょう。

 対人関係などに問題が生じるアスペルガー障害や、自閉性障害は、「自閉スペクトラム症」に統一。衝動的に行動しがちな「注意欠如・多動性障害」は「注意欠如・多動症」にする。

 大人に多い病気で、障害を症に変更した病名もある。動悸どうきや身震いなどの発作を繰り返す「パニック障害」は「パニック症」に。体の性と自ら感じる性が一致しない「性同一性障害」は、より分かりやすい「性別違和」に変える。


 たしかに、聞こえはよくなりますね。
 ただ「学習症」では、意味がわかりません。

 米国精神医学会が作る精神疾患の診断基準「DSM※」が昨年5月に改定されたのを機に、関連学会で病名や用語の和訳を検討してきたそうです。
 ※DSM=Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。