週に2度ほど伯母の家に時間を見つけては運んでます。
ここんところ、行くと宗教談義に熱がはいる。
伯母は無宗教で生きてきた人で、
宗教にのめりこむなんてありえない現実的な性格。
いつも伯母のほうから聞いてくる。
最近で返答に困ったことは、
『教会の人は、どうやって生計を立てているのさ』でした。
正直、知らない。知らないこと、
分からないことははっきり言うようにしている。
後輩のことも気にかけてくれているようで、
一人で居る時間は、伯母なりに思案してくれてます。
笑っちゃいますけどね。日曜日は求人広告をさぐってみたり。
伯母いわく
『そりゃ考えちゃうわよー。あなた、
もうその人から手を引きなさい!
働く気がないなー、その人』とか意見を言う。
昨日もお茶いただきながら、けっこう考えが白熱した。
喧嘩になりそうでならないように、お互いがコントロール。
伯母の過去の苦労話を聞かせていただく。
伯母の人生経験の話は何度も聞いているので
流れは知っているんだけど、聞くのもおたすけだと思って。
昨日ははっきりと言い放ちました、私。
弟の借金返済にかなり手助けをしてきた伯母。
伯母自らってわけじゃなくて、弟の嫁さんのほうに
怖い人たちがついていて、逆らったら怖いからと、
むりやりむしりとられたという状態だったという。
かなりの額で、
『あれがあったらこんなぼろ家には住んでないわ。
御殿が建ったわよ』と伯母は言う。
実家の親のことも必死で見てきた。
いつもはそこで終わるけど、
「伯母さん、今世は人のために尽くしてきたのだから、
来世ではうんと喜ばせてもらえる人生だよ。」と言うと、
『来世じゃなくて今がいいーー』と笑って言う。
「たぶん伯母さんは前世ではきっと、
人に迷惑ばかりかけていたんじゃないかなー。
だから今世はそのお詫びの人生。つぐないだね。
それに弟の借金返済で大変させられたけど、
伯母さんは持っているものを手放して身の掃除ができたから、
80歳まで大きな病気もせず健康で居られたんだよ。」
と思っていることを言わせてもらう。
本人には言ってなかったけど、もっと言うと、
80歳超えてからの大きな身上はまだ通っている道中だけど、
5年再発がなかったら大丈夫と医師から宣告されている。
5年まであと一年だ。。
現時点でもご守護いただけています!!
なんとか無事に通りきっていただきたい。そのために、
出来る限り伯母には笑っていてほしい。
弟の嫁さんへの恨み事は、”おかげさまで”の感謝へと、
切り替えることが出来たらいいんだけど、そこまでは難しいね。
『こうやってあんたと言いたい事を言って笑っていればいいよねー。ああ面白い。。』
とよく帰り際に笑いながら満面の笑みで言ってくれます。
一人暮らしの未婚の伯母なので、
言いたいことを言わせてあげることが伯母への
感謝のキモチの形かな。私も楽しませてもらっている。
今月の大祭は、直前の身上で参拝できなかったけど、
来月の月次祭には、なんとか参拝できるといいなぁ。
『宗教はキライだけどyoshiちゃんが言うんじゃ行くわよ』
自分から求めているわけじゃなくて100%情だけどさ。
それでもいい?