とりあえず歩き出し、色んなことを思い出していた。
10時過ぎくらいの早い時間にこの道で、
一日に2度、同じ人にあったけど、さすがに夕方じゃ買い物に
来ないでしょう、会わないでしょう。
そうだ！！
この間戸別であった（記事に書いたっけ？）一人暮らしの
おばあさんの様子をちょっとだけ見に行ってみようかー。
と浮かばせていただいたが、、、、
しばらく行くことはないと思っていたあのおばあさん。
正直にをいがけができるテンションじゃあない・・・
どうもイマイチ復活できてない。
人様にお声をかけられる気がしない。
じゃあ！！じゃあ！
いつもの線路ぞいの直線コースに人がいないか
確認したら今日は帰ろうって思って、
角を曲がったら、おばあさんが立ち止まっていたの！！
線路の手すりにつかまって立っていた。
ありえないでしょう。
びっくりした。これって神様ですよ。
え、、、行くしかないでしょう。
この間の人じゃあないが、にちにちの本能が働く。
無心で声をかけさせていただいた。
第一声が、、
「こんにちはーー。電車がお好きなんですか」だった。
『違うよ。歩いてきて休んでいるの。年とると・・・・・・ダメね』
そんな返事をいただき、なんとなく話ができた。
一年前にうっかりと腰を痛めてしまったという。整形外科に通院中。
自分で車を運転しているそうだ。いま、69歳。
33年前に運転免許証をゲット。37歳のときだ。
37歳で免許を取るなんて、分けがありそう。
そのときは、とくに思わなかったけど。
腰痛と聞き、すぐにおさづけを浮かんだが、
美貌の話になった。今のお年寄りはお若いと。
そのうち、『あんた、どこの人なの?』と聞かれて、
正直に言いましたよ。まずかったんだけど。
「鶴ヶ島から来ました。天理教の布教をさせてもらってます」
言い終ったのと同時くらいに、
おばあさんは手すりから手を離し、
『わたしゃ、そういうことはやらないから・・』
と2度繰り返し、移動はじめた。
「やらなくていいんですよ!」
私としては、
まだおさづけもさせてもらっていないし、
別に天理教を信仰して頂きたいわけではなくて、
ただただ、ちょっとの時間、神様の話を聞いてもらって
おさづけをさせていただきたいだけだった。
私はなにをやっているんだろう。
お年寄りの方にも天理教って出すことは
後にしたほうがいいのだろうか。
私が発信しているのではなくて、
聞かせて頂いたことを他の人に伝える役目だってことを
忘れちゃダメだよな。高慢なところがあったのかも。
お年寄りをバカにしちゃいけない。してないし、、、、、
でも神様に見せていただけた。直線コースに入ってすぐ、
その方に会わせて下さったから。
「ほんとにいたよー」が本音の感想だ。
ありがたかった。すごく！！！
私の独り言を聞いて下さっていたんでしょうね。
こういうことがあると、
一人で歩いているようだけど、一人じゃないんだわー。
それを私に確認してもらいたかったのかもしれないね。＾＾