『天理教はもっと神秘的なものなんだ。あんたの話なんか誰も聞きゃしないだろう。
こんにちは~?そんなことを言ってたんじゃだめだ!!勉強し直して来い!!
100年早い。広い宇宙の空間に人間はゆらゆら揺らめいている世界なんだ!!』
と、天理教を広めたのがおやさまで、その存在も知っていた。
いったいこの人は、どういう人なんだろうか・・・
次々と質問してくるから、私もちょっとなにか言おうとするとすぐに、
『愚痴を聞かされた!そんなのは自己満足だ!どうだ!少しはショックを受けたか!』と、
つねにビックリマーク付きで言葉が返ってくる。
もう何も言うものか・・と思っても、こっちに言わせよう言わせようと仕掛けてくる。
頭の回転が速くて、口もうまい・・・負ける・・・。
最初に”天理教の根本とはなんだ!”と聞かれたとき、
「そもそも根本って何?」と、その言葉の意味が分らなかった。
根っこの部分のこと??
だから、そのときは答えられなかった。言えなかった。
『天理教をひと言でいうと、なんだ!?』と、あまり聞いてくるので、
「天理教を勉強されたことがあるんですか?」と、聞いたら、
『そんなことはどうでもいいだろう!!』と、怒っている。
出す言葉すべてが怒りに感じた。
私は、ずっと怒られていた、初めて会ったその人に。
「だから、最初に口下手でうまくしゃべれないって言ったじゃないですか~!!」
と、私も言っちゃいましたよ。そしたら、やっぱり、
『そんなことは関係ない!うまい下手じゃない!伝わってくるものだ!
そんなんじゃだめだ!あんたの話なんか聞きたくない!!』
うまい下手じゃないというのであれば、もう少し聞く耳を持ってくれたらいいのに。
私も色々と反論したけど、バリアーが張り巡らされていて、
自分の言った言葉がそのまま跳ね返される。
もう言っても無駄だ、と感じた。でも、