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日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

米海兵隊は分散配置する戦略に変わった・・・「辺野古は無理だ」と言って普天間基地の返還を求める時

2012-02-04 20:13:04 | 日記
沖縄本島の18%もが米軍基地として使われています。 他に伊江島にもあります。

かつて、ベトナム戦争のときには訓練基地や出撃基地として最大限に使われました。

今は米国も財政難に陥り、軍事予算が削減され、特に海外駐留米軍兵力を削減することに決まっています。

かつて、「米海兵隊は大勢が近い所に居ないと即応能力に欠けろことになるから、普天間基地の代わりは沖縄に」と言うのが「軍事常識」とされていました。

しかし、そんな時代は終わっています。  

これからの対中国軍を考えると「コンパクトな海兵隊がかなりの距離をおいて分散配置しておかないと、(台湾有事の際などで)もし沖縄の基地を奇襲攻撃されたら全滅するリスクがある」と言う「軍事常識」に米軍側が変わりました。

そして、海兵隊をオーストラリアにもフイリッピンにもハワイにもグアムにも分散配置する方向で動いています。

それにもかかわらず、最も危険な普天間基地を返還せず、辺野古への移設を求める、それができないなら普天間を手放さない・・・「日米合意」を盾に取って・・・と言うのは「米国の欲張り過ぎ」・・・と言うものです。

沖縄本島の18%もを米軍基地として使っているのに・・・

もう、日本政府は「やはり辺野古は無理だ」と言って、普天間基地の移設ではなく「返還」を求める時です。