日本の問題と解決策を考える

一石五鳥の地球温暖化防止策を考える
 
日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

東電の電気料金大幅値上げ方針は許せない → これを機に「発送電分離・電力自由化」提案で反撃を!

2012-02-13 16:46:54 | 日記
 東電が打ち出した電気料金の大幅値上げ方針はあまりにも厚かましいし、企業や事業者にも各自治体にも市民にも大打撃になります。

関東の県知事らも強く反発しています。

これを機に「発送電分離・電力自由化」提案で反撃をすべきです。

東電は値上げの説明文で、わずかなことを「あれこれ努力した」と書いていますが、吐き出すべき財産は沢山残っていますし、経営者らの高額報酬や過剰な企業年金などを責任相応に最大限削減するなどの対策をしていません。

できないなら、東電は一時国有化して、送電部門は当面公社とし、発電部門はもっと責任を果たすと約束してくれる別会社に分割して売却すべきでしょう。

電力供給に支障が無いよう、社員付きで。


ムダな原発予算4200億円を・・・最新ガス発電推進に使えば・・・すぐに代替え可能

2012-02-13 14:17:55 | 日記
●最新ガス発電+給湯システムで代替えし、すぐに脱原発を!

 電力会社も政府・経済産業傷なども「原発を全部止めると電力不足になる」「再生可能エネルギーでは原発の代替えはすぐにはできない」と言う理由で原発を再稼働しようとしています。

しかし、その間違った方向の対策・努力こそムダなコストなのです。

電力会社の発表していた「原発の発電コストが安い」と言う計算が「ウソ」だったこともバレています。

 実は、その気になればすぐに代替え可能な発電方法は現にあります。

それは「最新ガス発電+給湯システム」と言う「コジェネレーション」です。

ここで最新ガス発電というのは「天然ガス・コンバインドサイクル発電」のことです。

まず高温ガスタービンでメタンガスを爆発的に燃焼させ、その燃焼済み高温ガスを使って3段階も蒸気タービンを回す発電で、熱効率が30%台から60%ほどに飛躍的に高まります。

それを都市近郊や地下に新設し、排熱で温水を作って事業所・各種施設・ビル・住宅等に供給する配管システムも併設すれば熱効率は90%ぐらいにできます。

発電所もコンパクトに半年程度で安く建設可能です。

したがって、発電コストや給湯コストが安くできます。 CO2も半減できます。

天然ガスの燃料費が総額で増えても、原発の再稼働に必要な対策費を掛けず、もっとも燃料の高い石油火力を減らすなどすれば、そして競争を導入すれば電気料金は上げずに済みます。

発電自由化と高効率ガス発電+給湯システムと世界中での天然ガス開発で、いずれは、むしろ値下げが可能です。

しかし、電力会社は老朽火力発電の置き換えのためにしか新設を計画しておらず、これをすぐ原発代替えにしようとする意志がありません。

 また、ガス発電は自然エネルギー発電の不安定さを素早くカバーできるすぐれものなので、将来的にもぜひ必要なものです。 

そして、天然ガスは今後世界のあちこち(日本近海底を含む)で採れるようになるので、中東に依存した石油火力などの代替えにもなります。

CO2排出削減策としては後からでも有用植物促成栽培ハウスを追加することなどができます。

これって全くのムダでしょう・・・廃止になりそうな「もんじゅ」に9億円のストレステスト契約とは?

2012-02-13 13:20:38 | 日記
   報道によれば

<廃炉論議の「もんじゅ」、耐性評価に9億円 しかも随意契約>   2012年2月11日(土)20:18

 日本原子力研究開発機構が昨年末、福井県敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」のストレステスト(耐性評価)を、メーカー5社に発注していたことがわかった。

随意契約で発注額は計9億円にのぼる。もんじゅについては、廃炉も含めた国の見直し作業が続いている。

 もんじゅは2010年5月に14年ぶりに試験運転を再開したが、同年夏、燃料交換用の装置を炉内に落とすトラブルを起こした。来年度予算では、性能確認のための次の試験の費用は要求されず、再起動の見通しは立っていない。

同機構は昨年11~12月、2段階で設定されたストレステストのうち、全原発で義務づけられた第2段階のテストを3月末までに終えるよう、5社と計約9億円で随意契約を結んでいた。
・・・・・・・・・・・
この報道が事実とすれば「とんでもない!」話です。

そもそも、「高速増殖炉計画」そのものを「実用見込みもない危険でムダな計画」としてすぐ中止すべきで、廃炉論議の最中であり、そう決まる公算が大なのに・・・

そんな今の時期に、実験炉「もんじゅ」のストレステスト(耐性評価)を?・・・9億円もで契約? 

この官僚と原発研究者・技術者たちは、どう言う神経、どう言う金銭感覚?・・・で税金を使っているのでしょうか?

元々、危険極まる壮大にムダな計画を立てて実行して来た人たちですが、この期に及んでも、性懲りもなくムダの上塗りを企てているとは!