日本の問題と解決策を考える

一石五鳥の地球温暖化防止策を考える
 
日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

「鴨の上 大白鷺が 舞い披露」 

2012-02-03 14:58:04 | 日記
   「陽が差して 古城に来れば また雪が」   

   「雪道で 車を止める 鳩夫婦」

   「濠凍り 赤欄干に 白い雪」

   「雪景色 氷の上で 鴨休む」

隠されていた政府の別チームの試算・・・「原発がゼロでも、今夏の電力は足りる」・・・と出ていた

2012-02-02 11:12:39 | 日記
 2月2日の朝のテレビ番組モーニング・バードの「そもそも総研」で指摘された話。

昨年夏、経済産業省チームの試算では「原発ゼロでは来年(=2012年)夏の電力は9%不足する」と発表されました。

ところが、実はそれとは別に国家戦略室の民間専門家チームの試算もなされていたが発表しないことにされた・・・と言うことがここに来て明らかにされました。

その試算は「普通のシナリオで2%の余力有り」となり、「楽観シナリオでは6%の余力有り」と言うものでした。

政府・経済産業省はこれを隠して、「今年夏の電力不足」を強調し、「原発の再稼働」を準備しています。

 これを見ても、本気で取り組みさえすれば、無理な節電をしなくても、「脱原発」「再稼働をやめる」ことが可能である・・・ことが明らかです。

 また、電気料金は・・・「総括原価方式」を止め、競争を導入すれば、30%ぐらいは値下げできる・・・と予想されるそうです。

私のこれまで考えていたのアバウトな予想ともほぼ一致した話だったので、「やはり」と思いました。

 原発再稼働に向けた電力会社の大きな経費を掛けた努力、それから政府・経済産業省の4200億円の原発予算等々が全くムダであり、有害であると言えます。

官邸HPに提案・・・「●最新ガス発電+給湯システムで代替えし、すぐに脱原発を!」

2012-02-02 10:45:56 | 日記
電力会社は「電力不足になるから原発を再稼働させて欲しい」と主張し、政府もその方針です。

それから「赤字になった。原発がほとんど停止し、火力の燃料費が増大したせいだ」として、「電気料金を値上げしたい」「原発を再稼働したい」と要求しています。

しかし、そんな必要はありません。
 
原発の代替え方法はすでにあります。

また、赤字になるのは地域独占でこれまで殿様商売をして来た電力会社の努力不足のためですし、原発再稼働のため地震津波対策に費用を掛けているからです。

やはり、「脱原発」と「発送電分離・電力自由化」がセットで必要です。

なお、1月31日に官邸HPに以下のような提案メールを送りました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
政府にお願いします。

●最新ガス発電+給湯システムで代替えし、すぐに脱原発を!

地震大国、しかも活動期の日本で、既に有るからといって未練たらしく老朽化するまで原発を維持するのは国民としても国家としても、安全面でも経済・財政面でも大変危険です。

大津波による全電源喪失の危険もありますが、大地震だけでも「烈震によって重要配管の接合部など激しい揺れに弱い箇所が破損⇒高レベル放射性物質が漏れて人が近づけない⇒すぐ修理や冷却などの有効対策が打てず、メルトダウンや水素漏れが発生し、水素爆発や水蒸気爆発を止められない」という危険があります。
 
電力会社などは「原発を全部止めると電力不足になる」「再生可能エネルギーでは原発の代替えはすぐにはできない」と言う理由で原発を維持しようとしています。

しかし、その気になればすぐに代替え可能な発電方法は現にあり、少しは進んでいます。

それは最新ガス発電+給湯システムと言うコジェネレーションです。

ここで最新ガス発電というのは天然ガス・コンバインドサイクル発電のことで、まず高温ガスタービンでメタンガスを爆発的に燃焼させ、その燃焼済み高温ガスを使って3段階も蒸気タービンを回す発電で、熱効率が30%台から60%ほどに飛躍的に高まります。

それを都市近郊や地下に新設し、排熱で温水を作って事業所・各種施設・ビル・住宅等に供給する配管システムも併設すれば熱効率は90%ぐらいにできます。

発電所もコンパクトに半年程度で安く建設可能です。

したがって、発電コストや給湯コストが安くできます。 CO2も半減できます。

しかし、今、電力会社は老朽火力発電の置き換え程度のペースでしか新設しておらず、これをすぐ原発代替えにしようとする意志がありません。 
東京都などはそれをやろうと計画していますが・・・電力会社は「出来るのに、やろうとしていないのでは?」・・・という疑いがあります。

ガス会社などは本格参入を考えているはずです。

政府・経済産業省はぜひ、これを原発代替えとして早急に推進して頂きたい。

なお、「風力や太陽光発電は天気しだいで不安定だから当てにできない」と言う主張がありますが、太陽光発電は夏の暑さのピーク時には多く発電するので、夏のピーク電力対応としては当てにできます。

 また、ガス発電は自然エネルギー発電の不安定さを素早くカバーできるすぐれものなので、将来的にもぜひ必要なものです。 

そして、天然ガスは今後世界のあちこち(日本近海底を含む)で採れるようになるので、中東に依存した石油火力などの代替えにもなります。

CO2排出削減策としては後からでも有用植物促成栽培ハウスを追加することなどができます。

富山県 吉川忠雄 Tel 0766-23-3104
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・