2月2日の朝のテレビ番組モーニング・バードの「そもそも総研」で指摘された話。
昨年夏、経済産業省チームの試算では「原発ゼロでは来年(=2012年)夏の電力は9%不足する」と発表されました。
ところが、実はそれとは別に国家戦略室の民間専門家チームの試算もなされていたが発表しないことにされた・・・と言うことがここに来て明らかにされました。
その試算は「普通のシナリオで2%の余力有り」となり、「楽観シナリオでは6%の余力有り」と言うものでした。
政府・経済産業省はこれを隠して、「今年夏の電力不足」を強調し、「原発の再稼働」を準備しています。
これを見ても、本気で取り組みさえすれば、無理な節電をしなくても、「脱原発」「再稼働をやめる」ことが可能である・・・ことが明らかです。
また、電気料金は・・・「総括原価方式」を止め、競争を導入すれば、30%ぐらいは値下げできる・・・と予想されるそうです。
私のこれまで考えていたのアバウトな予想ともほぼ一致した話だったので、「やはり」と思いました。
原発再稼働に向けた電力会社の大きな経費を掛けた努力、それから政府・経済産業省の4200億円の原発予算等々が全くムダであり、有害であると言えます。