しつこいようですが、蓮舫の二重国籍問題。
世間ではもう済んだ事、になりつつあります。
▼謝罪したからもういい。
▼これ以上問題にしたら差別主義者だ。
▼外国では二重国籍は当たり前、問題にする方がおかしい。等々・・・・。
そんな受け止め方をしています。少なくともテレビでは。
橋下徹氏も次のように呟いています。
日本国籍ガーと国籍を語る人に限って日本の国籍法が採用する
血統主義の思想的根本問題を何も考えていない。血統主義とは
個人で人生を切り拓く希望・可能性を奪う考え方。血筋が全て。
血筋なんか言い出したら俺はアウトだよ(笑)何よりもうちの子ども
が血筋なんてのに拘束されるなんてまっぴらごめんだ
他に、血統主義よりその地で生まれて育って国を想えば国籍を与える生地主義の方がいい
とも言っています。
「血統主義」と「生地主義」
日本の国籍法は血統主義を採用となっているんですね。
そこまで深く考えた事が無かったので、よくわかりませんが、
「血統主義」は親のどちらかの国籍を取得する事で
「生地主義(出生地主義)」は生まれた国の国籍を取得する事。
で、これが蓮舫氏の二重国籍にどう関係しているのでしょう。
出生地主義が良いと言うのなら、蓮舫氏は日本生まれですから日本国籍になります。
ちなみに出生地主義を取り入れている国は少ないです。(地図上の青色部分) ↓
ですが、蓮舫氏の成人後の発言を見ると、自分は台湾籍、中国籍、二重国籍、華僑、等々
「日本国籍を得たかったのに得られなかった」という気持は微塵もないようです。
台湾人としてのアイデンティティと主張しています。
時には台湾というより「大陸」、中国を意識し、中華思想が強そうな気もします。
蓮舫氏は「日本国籍を得たかったのに、得られなかった」というのでは全くありません。
むしろ、心は台湾、中国で、「日本国籍」を利用してきたことが問題です。
選挙権・被選挙権を得る為に日本籍も取得しただけで
本心は台湾籍でいたかったのです。ですから今まで台湾籍を放棄しなかったのです。
国会議員になってからは台湾籍なのはまずいですから、
「帰化した」と広報に記載し、その後それもマズいと感じ、「帰化した」を削除しています。
二重国籍を指摘され始め、嘘がバレそうになると誤魔化し、整合性が取れなくなると更に嘘をつく。
蓮舫氏は故意か過失か台湾籍を放棄する手続きをしていなかった事。
それに関して次々嘘をついたこと。
そして一番の問題は国会議員になるまで二重国籍を認識していた事なのです。
ということは、国会議員になった以降も二重国籍の認識はあったはずです。
それがどういう事を意味するのか。
国会議員であり、大臣も務め、更に野党一党の大臣となり、今後首相も目指すと公言しています。
そんな人物が日本以外の国籍を持っていて許されますか?
特に尖閣諸島をめぐるごたごたがあります。
尖閣諸島については中国だけでなく台湾も領有権を主張しています。
まさしく今、尖閣諸島は中国や台湾勢に盗られようとしている危機的状況です。
そんな日本の外交事情がある中、台湾籍の党代表が許されますか?
一般国民と国会議員は違います。
一般国民と野党第一党の代表は違います。
一般国民と首相を目指す人物とは違います。
それだけ、国に対する責務は重いのです。
それでも蓮舫氏の二重国籍を許せますか。
私は許せません。
そしてこの事を許そうとしているマスコミは許せません。
安保法案で憲法違反だと主張していた言論人たち。有識者たち。憲法学者たち。
蓮舫氏の違法行為(疑い?)を許せるのですか。
私は蓮舫氏の二重国籍は重大な問題だと思います。
臨時国会で厳しく追及される事を期待し、民進党内でも議論することを期待します。