秋篠宮殿下が「皇太子」の称号になられる事に難色を示したとの報道はちょっと変だと思いませんか?
政府関係者によると、有識者会議では、当初は秋篠宮さまの称号を皇太子とする案が有力だった。3月のヒアリングでは専門家から「皇室典範を改正しなくても、秋篠宮さまを皇太子とすることが可能だ」との発言があった。4月4日の会議では委員から「歴史上は次期皇位継承者は兄弟でも皇太子と称されることが大半だった」との意見が出た。
しかし、報告をとりまとめる前の4月に官邸幹部から有識者会議の関係者に対し、秋篠宮さまの称号を「皇嗣殿下」などとする案が示された。政府関係者によると、秋篠宮さまは周囲に、自身が皇太子として育てられていないことを理由に、皇太子の称号に難色を示したという。
4月4日の有識者会議で秋篠宮殿下の称号を「皇太子」にする方向で決まりかけていたんですよね。
それが取りまとめる4月、という事は1カ月も経たずに官邸から「皇嗣」にする案が提案され、
その結果、決まりかけていた「皇太子」が「皇嗣」に変わったという事です。
では秋篠宮殿下に「皇太子」の称号でいいですか。って誰かが意見を伺ったという事?
それに対し、秋篠宮殿下が「皇太子」は困る、とか仰ったのでしょうか。
となると、皇族の意見が法律を変える事に繋がりませんか?
秋篠宮殿下がその理由を周囲に「皇太子として育てられていない」と仰ったらしいですが
「周囲」って誰?
その「周囲」の方が官邸に連絡したの?
そして官邸が毎日新聞にリークしたという事?
そもそも徳仁殿下は皇太子として、そして将来は天皇として育てられたの?
皇太子としてのご自覚がお有りなのか、少々疑問です。
その点、秋篠宮殿下は十分皇太子としての役目を果たせられるでしょうし、その品格がお有りだと思います。
ところで天皇退位や、眞子内親王殿下のご婚約の話で、俄かに女性宮家、女性天皇へと話が発展しています。
具体的には、愛子皇太子、愛子天皇です。
では愛子さまは皇太子教育を受けているのでしょうか。
内親王や女王(日本では皇室の未婚の女性をこう呼ぶらしい)はご結婚で一般人になります。
以前今上陛下の一人娘紀宮さまはいずれ一般人になるのだからと、
子供の時からそのように育てられたと聞いた事があります。
眞子さまや佳子さまも皇族を離れても困らないように教育されているでしょう。
では愛子さまは、一般人になった時に困らない様な育て方をされているのでしょうか。
それとも皇太子になる事を見据えて、皇太子教育をされているのでしょうか。
報道を見る限り、特別な教育をされている様には見受けられませんが。
では天皇陛下は帝王学を学ばれているのでしょうか。
戦前、戦中、戦後・・・、それぞれどのような教育をされたのでしょう。
特に戦後の日本国憲法で、象徴としての振る舞いを昭和天皇から、そして養育係からどう教えられたのでしょう。
アメリカ人女性家庭教師に学ばれたという話は聞いた事がありますが。
もしかして、あの時新しい考え方として自虐史観や欧米風の考え方を教え込まれたのでは?
と今頃になって思ったりします。
旧宮家の方々がGHQ政策で皇籍離脱を余儀なくされ、
そして今、その結果として今上陛下の退位や、女性宮家創設へと話が発展しています。
元を辿れば、GHQ政策なのかなあ、って思いつつ、
70年経った今、憲法9条も含め日本弱体化の結果が出るのかと思うと
戦争に敗けた代償は大きく、強くなければ国本来の姿が衰退すると感じます。
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