自民党の甘利明税調会長は3日放送のニッポン放送番組で、菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)が6日にも行う党役員人事について「開かれた総裁選をやって、党員と(国会)議員で決めた人がどういう人事配置をするか」と述べ、菅首相の任期満了に伴う総裁選(17日告示、29日投開票)で選出された新総裁が行うべきとの認識を示した。

また、トップダウン型の菅首相や二階俊博幹事長を念頭に「(党内は)風通しが良くないといけない。誰も物を言えないというのは自民党の良さじゃない」と語った。甘利氏が座長を務め、デジタル庁創設に向けた党内議論をまとめた会議体に若手議員を登用した経験を踏まえ、「若手でもうすぐ首相ができるんじゃないかと思うのはいっぱいいる」とも述べた。

総裁選と総選挙の日程を巡り、迷走していると感じます。

先月26日に自民党総裁選は9月17日告示、29日投開票と決定しています。

総裁選「9月17日告示・同29日開票」で決定 | お知らせ | ニュース | 自由民主党 (jimin.jp)

これは自民党としての公式発表です。

ところが総選挙を前倒しにして総裁選を先送りとの報道も。

首相、9月中の解散も視野 総裁選先送りも(産経新聞) - goo ニュース

この日程変更は菅総理の考えなのか、「政府関係者」の勝手な考えなのか。。。

とにかく自民党内でも猛反発があったらしく、総理はこの事を翌日に否定しましたが、

それでも混乱とか迷走とかの印象が強いです。

更には党役員の入れ替えとの話もあります。

二階さんを辞めさせる決断は英断だと思いますが、時期が悪いです。

それならそうと、もっと早く打診すべきでした。

では二階さんの後任は誰?となります。

人気があるからと名前が挙がっていた河野太郎さんや石破さん、小泉さん。

河野さんや小泉さんを替えれば自ずと内閣改造も必要になります。

その後の総選挙で菅さんが敗ければまた内閣改造です。

コロナ禍で大変な時期にコロコロ変える内閣ってどうなのでしょう。

菅さんは退路を断つつもりで暴挙に出たのかと思ってしまいます。

コロナ対策でやり残したことがある、コロナが収束するまでやり通したい。

そんな思いがあるのでしょうが、自己満足に振り回されたくないのが正直なところです。

 

総裁選は確定しているのに、前倒しだ、先送りだと言うのはおかしいです。

こんな事を繰り返していたら、自民党支持者も離れて行ってしまいます。

もっと党内で纏まり、国民第一で考えてもらいたいです。

 

ところで自民党は風通しが悪かったのか、纏まりがなかったのかと思ってしまいます。

特に国民が第一に気になる事、そして苦しめられている事は武漢コロナです。

岸田さんがその対応策をパネルを使ってアピールしていましたが、

この案を政府に強く提案したのか、それとも政府は聞く耳持たずだったのか、

色々、理解不能な事が多過ぎです。