【ぼくらの国会・第506回】ニュースの尻尾「ヘリ墜落の真相」
「ニュースの尻尾」464回目は、令和5年4月6日に起きた陸上自衛隊ヘリコプター墜落の真相について、令和5年4月12日・自由民主党「国防部会・安全保障調査会・外交部会・外交調査会 合同会議」の様子と共にお話ししております。
出演:青山繁晴(参議院議員)
三浦麻未(青山繁晴事務所 公設第一秘書)
陸上自衛隊のヘリコプターが突如、レーダーから消えた事故から早や1週間が過ぎました。
未だに隊員は見つかっていません。
手付かずの救命ボート、隊員のヘルメット、破損した機体が見つかっています。
それは突如消えた、と言っていいぐらいの墜落でした。
いいえ、誰も墜落の様子を見た人はいません。
沖縄周辺では中国軍艦船や中国軍用機による航行、及び領空侵犯が常態化しています。
今回のヘリコプター事故にこれら中国軍が関わっていないのかどうか取りざたされています。
政府は全否定していますが、外交上事実を伏せざるを得ない場合もあるでしょう。
当時防衛省統合幕僚監部のサイトを見ると、事故の同じ日に中国軍艦が近くを航行していました。
②-1【案】公表資料_中国海軍ドンディアオ(沖宮南下) (002) (mod.go.jp)
但し、日にちが合っても時刻の記載がありません。
また墜落現場はあまりにも島に近い場所でした。
その後、中国軍艦の航行は未明との報道があり、陸自ヘリの事故が午後4時前でしたから中国は関係ないでしょう。
また青山さんも中国の関与はないと断言すると共に、そう考えるのは自衛隊に対する侮辱だと。
小野寺五典さんは部会についてTweetされています。
安保調査会で陸自ヘリ事案の報告を受けました。冒頭、捜索関係者に感謝を述べ、継続した支援を要請。捜索は困難を極め、操縦席等キャビンが見つからず、不明者が中に取り残されている可能性も。なお、中国の関与については事実に基づいて明確に否定すべきとの意見がでました。https://t.co/jF4Gp8PI8f
— 小野寺 五典 (@itsunori510) April 12, 2023
★青山さんが何度か「三沢の事故」についてを述べておられましたが、
2019年に三沢基地所属の戦闘機墜落事故の事だと思います。
丁度今から4年前の事故で「空間式失調」が原因だと結論付けられています。
今回の陸自ヘリ墜落事故について陸自OBは空間識失調ではないだろうと。
あらゆる可能性を考えても断言出来る原因は今のところ分かっていません。
今後、ボイスレコーダーなどの計器が見つかり、事故直前の会話が分かれば原因も判明するでしょう。
それが今後同じような事故を防ぐ為、後進の教育の為に活用できればと思います。
それにしてもなぜこのような事故が起こったのか。
多くの方が疑問に思い、そして悔しく思っている事でしょう。
1週間経った今、残念ながら生存者は絶望的ですが、国を守る為に厳しい訓練を受け、
そして有事の際には最前線で指揮を執る筈だった自衛官の方々に敬意を表したいです。