韓日財務対話で通貨交換再開議論へ 韓国経済副首相「最善尽くす」
【ソウル聯合ニュース】韓国の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相兼企画財政部長官は8日、ソウル市内で開かれた討論会で、韓国と日本の財務当局が経済・金融分野を巡り意見交換する財務対話で通貨交換(スワップ)協定の再開が議題に上がるかについて、「(協定の再開を)議論する」として、「最善を尽くし、意味のある結果が出るようにする」と明らかにした。
約7年ぶりとなる韓日財務対話は29日、東京で開催される。秋氏は財務対話について、「両国の経済懸案、域内での金融協力について議論する」と述べた。
日韓通貨スワップ協定へ議論開始 韓国からの提案に合意 - 気になる事 blueのためいき
2017年1月には協議を中断しています。
それは釜山の日本総領事館前に慰安婦像を設置するという暴挙に出たからです。
慰安婦像設置について思い出してください。
2015年12月に慰安婦日韓合意で韓国大使館前の慰安婦像は適切に解決されるよう努力すると合意しています。
この表現も曖昧過ぎで、慰安婦像撤去をするとハッキリとした表現にするべきでしたが。
因みにこの時の合意当事者は当時の岸田外相でした。
慰安婦合意をしているのにもかかわらず、釜山の日本総領事館前に慰安婦像を設置したのです。
慰安婦合意の1年後ですよ。
大使館前の慰安婦像を撤去せず、更に総領事館前にも設置するとは日本は舐められたものです。
しかし安倍政権は黙っていませんでした。
対抗措置として
(1)長嶺安政・駐韓日本大使と森本康敬・在釜山日本総領事の一時帰国
(2)日韓通貨交換(スワップ)の取り決め協議の中断
(3)日韓ハイレベル経済協議の延期
(4)在釜山総領事館職員による釜山市関連行事への参加見合わせをしました。
スワップの協議の中断は釜山の日本総領事館前の慰安婦像設置が理由だったのです。
ですから日韓スワップの協議を再開するなら釜山の慰安婦像が撤去されていなければ筋が通りません。
では現在釜山の慰安婦像はどうなっているのでしょう。
なんと設置を合法化してしまったのです。
日韓慰安婦合意の精神から逸脱し、ウィーン条約にも違反をしているのに。
スワップ協議を中断した理由の一つは釜山の慰安婦像設置でしたし、
更にはレーダー照射事件も有耶無耶にされ、
自称徴用工問題も棚上げというか、肩代わりという手で誤魔化され、
勿論、日韓慰安婦合意も実質破棄されているのです。
それでスワップ協議再開とは虫が良すぎます。
とはいうものの、岸田政権は信用できますか。
岸田政権だからこそ、心配なのです。
韓国の口車に乗せられて韓国の要求に応じるのではないかと。
日本にとってのメリットとデメリット。
よく考えて欲しい。
そして協議中断の理由は何だったのか。
少なくとも釜山の総領事館前の慰安婦像撤去がされない事には協議再開に応じるべきではありません。