【ぼくらの国会・第579回】ニュースの尻尾「中国から人波 日本はハケ口」
ニュースの尻尾」538回目は、コロナ禍以来禁止されていた中国からの団体旅行が解禁されたことによる日本への影響についてお話ししております。
出演:青山繁晴(参議院議員) 三浦麻未(青山繁晴事務所 公設第一秘書)
タイトルの「ハケ口」は「はけぐち」と読みます。「はけろ」ではありません。
「はけ口」と書けば三浦さんも誤読しなかったかもわかりませんね。
さて、中国からの観光客の解禁です。
中国国内旅行では飽き足らず、というか人が多過ぎて武漢熱の感染拡大も恐れ海外旅行へと、
そして日本へと大挙して押し寄せる事に。
今まで中国人観光客で大いに潤った観光業界は大いに期待している事でしょう。
いいえ観光業界だけでなくそれに付随する業界は中国人観光客を大歓迎だと思います。
しかし中国に依存するのは危険すぎます。
中国は民主国家ではなく独裁国家。
習近平や中国共産党の考え次第では突然日本への入国を禁止する事もあり得ます。
過去には台湾への入国を禁止したり、パイナップルの禁輸もありました。
この様にあらゆる嫌がらせをするのが中国です。
ですから目先の得に目が眩んで、その先の事を考えないのは危険すぎます。
思い出してください。
武漢熱で中国からの観光客が来なくなり、日本の観光地はどうなりましたか。
勿論、日本国内の武漢熱感染拡大の影響もありますが、それでも中国観光客の爆買いに依存してきた日本です。
一挙に観光地は疲弊し閑古鳥が鳴く始末。
それに武漢熱の出処は中国ですから、中国の無作為と日本の中国依存が招いた混乱に影響された日本です。
それが分かっているのに中国からの団体客を受け入れた日本政府です。
万が一の事を想定し、その時どうするかまで考えているのか疑問です。
また感染者数が増えればウイルスは変異すると聞いた事がありますが、
中国で感染者数が増えているなら更に変異株が流行しより強力なウイルスが出現する可能性もゼロではありません。
喉元過ぎれば熱さを忘れるではありませんが、警戒心はどこへ?と思ってしまいます。
更にはペストがまた中国とモンゴルで再発生しているらしいです。⇩
他にも中国は日本やアメリカのような民主主義国家ではありません。
中国共産党の独裁国家です。
最近でも日本人がスパイ容疑で拘束されています。
真面な裁判もなく何年も窓のない部屋に閉じ込めるのが中国です。
罪状なんて、勝手に付けられます。
極端な話、中国共産党が気に入らないと思ったら、拘束される可能性だってあります。
いわば、拉致されたのと同じ状態、いいえ暗い部屋に閉じ込められるのですから北朝鮮の拉致より悪質かもわかりません。
ではこの事を政治家たちや企業経営者たちは分かっているのでしょうか。
そして国民を守り、従業員を守る責務を彼らは感じているのかと思ってしまいます。
目先の得よりも将来の損をどれだけ分かっているのか疑問です。
中国に気を許してはいけない、そう肝に銘じてもらいたいです。
特に親中派の国会議員に地方議員、更には地方自治体の首長には中国をもっと警戒してもらいたいです。
中国は日本とは違います。
その事を現政権はどれだけ分かっているのでしょう。
親中派で固めた印象であり、国家観や歴史観が乏しいと言われている岸田さん。
日本は中国に依存しても大丈夫なのかよく考えてもらいたいです。