気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

3号機、水蒸気が激しく噴出...陸自ヘリ撮影

2011-03-28 17:28:45 | つぶやき
3号機、水蒸気が激しく噴出...陸自ヘリ撮影
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23日の福島第一原発の映像 防衛省公開

2011-03-28 17:28:05 | つぶやき
23日の福島第一原発の映像 防衛省公開
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原発事故、東電も政府も曖昧な表現は止めるべきです

2011-03-28 17:01:17 | つぶやき
「世界を困惑」と中国紙=東電の訂正、大々的に報道(時事通信) - goo ニュース


【北京時事】中国メディアは28日、福島原発事故の放射線測定値をめぐる東京電力の訂正発表を大々的に報じた。共産党機関紙、人民日報系の環球時報は「日本の核情報が世界を困惑させた」との見出しで1面トップで報道。中央テレビは、なぜ測定値を訂正したのか解説も伝えた。

 「世界が注目する核危機なのだから、日本政府は東京電力の内部運営への介入も含め、断固とした措置を取るべきだ」と主張する学者の声を紹介した新聞もある。

 中国でも、放射能漏れの影響を懸念する国民が迅速な情報公開を求めており、国営新華社通信が東電の発表内容を速報するなど、メディアは不安解消に努めている。

 中国紙・新京報は「東電から献金をもらっている政治家も多く、官僚の天下り先でもあることから、日本政府は有効な対応を取れていない」とする学者の論評を掲載した。 




悔しいですが、この中国の報道の方が

日本の報道より真っ当な気がします。


政府や保安院の会見は曖昧な言い回しで

何か重要な事を隠している様な気がしてなりません。


地震後早い時期に原発の建屋が爆発しても、

どうして平静でいられるのか不思議でしたが

今となっては無理に平静を装っているように感じられます。


地元住民をもっと強制的に避難させなくもいいのでしょうか。

住民の命がかかっています。

そして、最後には救出する自衛隊員の命がかかるのです。


政府は真実を公表すべきです。

なんかオブラートに包んだような言い方はやめるべきです。

保身の為か、逃げ道を残したような言い方は止めるべきです。


折角避難したのに、また自宅に戻る住民がいるのは

枝野氏の発表の仕方に問題があるからです。


各自治体首長さん、もう政府の言う事なんか信じないで

パニックにならないうちに住民を避難させたほうがいいのではないですか?


中国やヨーロッパの国々の方が危機を感じているって

どうなの?って思ってしまいます。


本当に危機管理欠如の政府です。




コメント (5)
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武田邦彦氏の原発 緊急情報

2011-03-28 16:51:10 | つぶやき
http://takedanet.com/2011/03/372930_7c21.html

原発 緊急情報(37) 明日(29日)と明後日(30日)の被曝予想



福島原発から漏洩している放射性物質の飛散について、ノルウェーとドイツの被曝予想を示します.



これはドイツから発信されている予想で、3月29日正午(ちょうど、今から1日後)の福島原発からの放射性物質の流れです. 幸い西風ですが、やや北に向かっています。また太平洋ではある程度、拡がっています.

このことから、明日は、仙台地方は警戒、茨城方向はやや安心というところです。また太平洋を回って、日本の南の方に少し飛散していますから、東海から沖縄に書けて微量ですが、放射線が検出される可能性があります。


30日まではドイツもノルウェーもほぼ同じ推定を出していますが、30日は風が停滞するので、東北南部から関東の北、仙台まで放射性物質が拡散するようです。特に風が弱い場合は、東の太平洋に流れず、日本列島の中に入り汚染が進むと予想されます.

ドイツの予想はここに示しませんが、ノルウェーの予想よりさらに仙台の方の汚染が予測されています.三陸の方まで汚染が拡がる可能性も否定できません.



31日の予想はまだノルウェーの予測だけしかでていませんが、今度はやや南に放射性物質が飛ぶようです.茨城から千葉方面は警戒してください。

原発に近いところは、原発からの直接的な放射線を浴びることになりますが、10キロ以上のところは放射性物質の拡散ですから風下に行きます。

また、現在のところ福島原発は爆発していませんので、煙は低く、従って近いところから複雑に流れることになります。つまり、上空が西風でもしばらくは、地上の風で拡散します。

気象庁は、今でも「花粉の飛び方」などを予報していますが、早く、放射性物質の動きを発表してもらいたいものです。

ただ、天気予報で風向きは出していますので、風向きに注意して行動をしたら良いと思います.

(この記事は一部、読者の方のご協力を得ました。ありがとうございました。)

(平成23年3月28日 正午 執筆)


武田邦彦
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武田邦彦氏の原発 緊急情報

2011-03-28 16:44:59 | つぶやき
http://takedanet.com/2011/03/36_9d9f.html

原発 緊急情報(36) 3号炉(プルトニウム)の問題(その2)


(「知識」が自分の身や家族を救うこと、原子力の知識は見かけが難しそうに見えるだけで内容的にはそれほど難しくないので、できるだけわかりやすく書きますので、理解を深めてください。また専門的な知識の必要な方もおられますので、ブログの後半にはやや専門的な内容を盛り込むことにしました。)

今までの原子炉は、ウラン235を核分裂させるのがほとんどでしたが、最近ではプルトニウムを核分裂させるものも出てきました。

それが福島原発の3号機です。3号機が水蒸気爆発等をしますと、プルトニウムが空気中に放出されます。これについてすでに1度、このブログで説明をしましたが、追加して説明をします。

・・・・・・・・・

簡単な説明

3号機が爆発して燃料として使っていたプルトニウムが空気中に飛散しますと、小さい微粒子になって風に乗って飛んできます。

それが、野菜等について食品と一緒に口の中に入る場合には、そのまますぐ排泄されてしまいますので、あまり害はないということを書きました。

しかし、プルトニウムの微粒子が風に乗って飛んできた場合、呼吸とともに口から入り、75%ぐらいは消化器系の壁について胃のほうに行きますから良いのですが、25%、つまり4分の1ぐらいは肺に行きます。

肺に行くと肺の奥の方に詰まってそのまま出てこなくなります。そうなると、プルトニウムは周辺の細胞をいためますので、それが心配されています。

・・・・・・・・・

防御方法

空気中を飛んでくるプルトニウムの粒子は、0.3ミクロン程度の非常に小さな微粒子です。

しかしインフルエンザウイルス(0.1ミクロン程度)よりも大きいので、インフルエンザウイルス用のマスク(N95と言う少し高めの)を用意しておけば、おそらく95%ぐらいは被曝を防ぐことができると思ます。

機会のある内に、インフルエンザ用のマスクを買って置いておきましょう。

放射性物質の量が多い福島県の人等は比較的頻繁にマスクを変えた方がいいと思ますが、東京や仙台などでは今のところ洗って繰り返し使えると思ます。

・・・・・・・・・

(やや専門的)

わたくしがウラン濃縮の仕事をしているときに勉強したプルトニウムの知識は少し古いので、今回、西暦2000年までの事故例などを調べてみました。

やはり最も注目すべき事故例は、1965年のアメリカで起こった事故で、その時には25名の人が酸化プルトニウムの微粒子を吸い込んでいます。

吸い込んだ量は、放射線の作業をする人として認められている許容値のさらに10倍程度であり、かなりの量を被曝しています。

この時の酸化プルトニウムの粒径は0.21ミクロンから0.37ミクロンです。0.21ミクロンとは210ナノメートルですから、所謂“ナノ粒子”の領域です。微粒子としてもかなり小さい方に属します。

当時、プルトニウムは非常に毒性が強いと言われていたので、この25人は直ちに肺癌になると予想されていました。しかし、事故後20年たった1985年の健康診断でも健康上の被害は認められていません。

このほかに事故例は10ぐらいありますが、いずれも軽度の被曝で重篤な症状は見られていません。

・・・

原理的に言えば、酸化プルトニウムの微粒子が呼気とともに肺に入ると、沈着しα線をだして周囲の細胞を痛めると考えられます.また半減期が長く、水に溶解しないので、一旦、肺に入った酸化プルトニウムは除去ができないと考えられます。

しかし、それは机上の考えであり、事故例を見ますと、酸化プルトニウムの化学的、生理学的なダメージは小さく、α線による放射線障害が主でしょう

.

一方、インフルエンザウイルスの大きさは、0.1ミクロン程度ですので、幸いインフルエンザ用マスクでかなりの部分は、防ぐことができると思います。

・・・

プルトニウムの毒性が極めて強いのではないかという危惧があるのはわかりますが、あくまでも、わたくしたちは「正しい科学的な知識」によって行動を決めなければいけません。

その点では、根拠なくプルトニウムの毒性について述べてもいけませんし、また逆に3号炉はプルトニウムを燃料としているのですから、東京電力や国はもう少し誠意を持って3号炉の状態や、プルトニウムが飛散した時の防御を発表するべきだと思ます。

(平成23年3月28日 午前9時 執筆)


武田邦彦
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