菜の花の雌しべの超マクロ写真です。カメラに×20の顕微鏡を取り付けて撮影した写真です。雌しべは棒状で天辺部は平たくなっています。多くの花では雌しべが3本とか5本とかに分岐して花粉を取り込めるような構造です。それに比べればずいぶん単純な雌しべです。すぐ近くに雄しべがありますし,雌しべの高さは雄しべよりやや低い程度ですから,自家受粉には有利でしょう。ただし,自家受粉するのかどうかは未確認です。菜の花によく飛んでくる昆虫たちは受粉の手助けもしているのかも知れません。
試料:さばえ菜花(鯖江市の日野川堤防)
撮影日:2010.2.14
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T.T)
試料:さばえ菜花(鯖江市の日野川堤防)
撮影日:2010.2.14
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T.T)