生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

[#975] ユスリカの羽ばたき

2010-08-14 23:18:15 | ユスリカ
 次のシリーズに移る前に1枚だけユスリカの写真を載せます。ユスリカが集まり夕陽を受けて盛んに上へ下へと動いていました。この活動は結ばれる相手探しの動きです。広い野原にばらばらに散らばって動いても,なかなか相手は見つかりませんが,集団で動けば開いても見つかりやすいということです。この写真は夕陽をバックに1/15秒で撮りました。細長く写っているのはこの露出時間内に動いたユスリカの軌跡です。ユスリカは激しく羽ばたきながら移動しているのですが,羽ばたくたびに夕陽を浴びて翅が輝くので,1/15秒の間に何回羽ばたいたのかは,1/15秒の間に光を浴びて輝いている回数を数えればよいことになります。1/15秒間に動く距離の中でおよそ40回輝いていますので,1秒間に約600回も羽ばたいていることになります。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#974] イチゴ(10)-しべの超マクロ写真-

2010-08-14 09:20:43 | イチゴ,花,雄しべ,雌しべ
 前回と同じくイチゴの縦断面の超マクロ写真です。右下に見える雄しべの被膜は破れています。左側には雌しべとその胚珠が写っています。茶色に縁取りした楕円形が見えますが,これは雌しべの花柱をカミソリで切った斜断面です。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#973] イチゴ(9)-しべの超マクロ写真-

2010-08-14 09:10:12 | イチゴ,花,雄しべ,雌しべ
 イチゴの花芯をカミソリで縦断し,その断面の超マクロ写真を撮りました。雄しべと雌しべが画面に入っています。右下の雄しべは被膜が破れて花粉が出てきそうオになっています。雄しべと雌しべがこんなに近接して生えていますから自家受粉も起こりそうです。温室内で栽培しているイチゴは虫(ミツバチ?)で交配しているそうですが,何もしなければ自家受粉が起こってしまいそうです。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
撮影日:2010.4.30

[#972] イチゴ(8)-雌しべの超マクロ写真-

2010-08-14 08:56:50 | イチゴ,雄しべ,超マクロ写真
 イチゴの雄しべを斜め上方から撮った超マクロ写真です。濃い黄色(橙色)の嚢の中には花粉がいっぱい詰まっているようです。左下の雄しべは被膜が破れて花粉がこぼれ落ちそうな状態です。左上の雄しべはまだしっかりと被膜で表面が覆われていますが,右下の雄しべの被膜は破れる寸前の状態です。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
撮影日:2010.4.30

[#971] イチゴ(7)-雌しべの超マクロ写真-

2010-08-14 08:44:41 | イチゴ,雌しべ,超マクロ写真
 イチゴの雌しべの超マクロ写真です。雌しべの胚珠から花柱が出てきている場所をクローズアップして見ました。花柱は胚珠の天辺から出てくるのではなく,横腹あたりから出てきています。花柱の根元付近は細くて頼りなげ?です。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
撮影日:2010.4.30