~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

誰もいない場所へ・・・・

2020年04月25日 | おでかけ
世の中はまだまだ終わりの見えない長いトンネルの中
我が町の感染患者数も毎日1~3人ですが増え続け
学校も5月末までの休校が決定しました。
このGWは孫と一緒に「おうちキャンプ」やBBQなど
工夫しながら過ごさなければと思っています。
先週から季節が逆戻りしたかのような天気が続き
思わず薪ストーブを軽く焚く日もありました。

そんな中、先日はキャンカーを動かすため阿蘇方面へドライブ
阿蘇の最高気温も11℃ほどで冷たい風が吹いていました。
北外輪山は野焼きが終わり黒い山肌に新芽が出始め
キスミレがあちこち咲いていますが
なかなか車を停車できず・・・やっと帰りに写真に収めました

群生している場所では車窓からでもハッキリ見え野焼き後この時期限定で見れる景色です。
草原でワラビを採っている人を見かけましたが少し早いようです。

小国の物産館や道の駅などは休業で人も車もほとんどいませんでした。

道の駅のトイレ棟は新しくキレイになり駐車場も増設されていました。

小国からはげの湯に向かい・・・・コイン式の「くぬぎの湯」へ

窓を開けるとシャクナゲが目の前に・・・


受付前の新しくなった蒸し窯

持参した卵とサツマイモを入浴時間を利用し蒸し・・・
誰もいない第二駐車場から涌蓋山を眺めながら、いただきました。

小国の電光掲示板には「不要不急の外出はやめましょう」の文字
家族湯の受付もビニールが張られていました。
ほとんど人に出会わないとはいえ・・・
少し後ろめたいような複雑な気持ちになりました。

帰りは・・・
十数年前のドライブで偶然見つけた橋梁を探し遠回りドライブ

2年前、山川温泉へ行く途中に偶然見つけた堂山橋梁(右)と塩井川橋梁(左)

2018年3月の写真です。

旧国鉄の宮原線は大分県九重町の恵良駅から熊本県小国町の肥後小国駅間 26.6Km を連絡していた線路
35年という工期をかけて 昭和29年に開通した線路で小国から恵良駅そして久大本線を使用して
大分や日田、久留米、福岡などに列車で行くことができたそうですが昭和59年に廃止となり
工期35年かけた路線が30年しか使用できなかったとはなんとも悲しいような・・・
当時の車両が九州鉄道博物館に展示保存されています。

北里柴三郎記念館近くにある北里橋梁は国道387号線からも見ることができます。

この日は奴留湯温泉前の集落の狭い道を抜けところで写真に収めました。
初めて知りましたが、目の前は公園化されているようですネ~

スマホとオジサンの記憶を頼りに初めての道を進むと・・・ありました
幸野川橋梁

名前は幸野川とありますが下の川は縦木川だそうです。
このコンクリート橋梁は鉄筋ではなく竹筋だという話ですが・・・



コンクリートとは言え近くで見ると良い雰囲気です。

橋梁をくぐり暫く行き振り返ると十数年前の記憶が鮮明によみがえる。

「ここが、あの時の見た景色」と興奮し長年の謎が解けてスッキリした私
帰宅後、ネットで調べると小国にはまだコンクリート橋梁が残っているそうで
オジサンも興味がありそうだし・・・残りの橋梁探しが楽しみです

その後は杖立方面へ向かい・・・車窓からはヤマフジ

提灯桜(小国はやけに提灯桜が多かったような?)


下城の大イチョウも車窓から眺め・・・

紅葉の時期、何度か訪れたことがありますがこの時期は初めてです。
そうそう~
NHKのBS番組「美の壺」を好きで観るのですが昨夜は「巨樹」がテーマ
なんと熊本市の「寂心さんのクスノキ」が出てビックリ
鹿児島姶良市の蒲生八幡神社の「蒲生の大クス」もとても気になり
是非、どちらもいつの日か出掛けてみたいと思いました。

帰りはミルクロード経由で・・・

思いがけず寄り道をしたのでキャンカーの給油ランプが点灯しハラハラ
幸いにも大津町で給油し、ガス欠は免れましたが・・・
おかげでランプ点灯しても20㎞は走れることが判ったのです(笑)

都会に比べると人もずっと少ない我が地方
誰にも遭わずに済む場所を探せばあるとはいえ
この時期、キャンカーというだけで
何となく肩身が狭いような・・・
悪いことをしているような・・・
複雑な思いも感じたドライブでした。
何処にも立ち寄らなくても
自分が感染しているかもと考え
暫くはドライブも封印でしょうか・・・ネ