(昨日の続き)
襟裳岬を後にして 同じ道を戻るのが最短ルートなのだが、せっかくここまで来たので岬の西側、日高地方へ周ってみることにした。
日高は競馬馬で知られる あのスタイルの良い 人間で云えばモデル体型、サラブレッドの有名な馬産地なのだ。
あのスラリとした美脚に丸いお尻。
もし馬だったら きっと一日中雌馬を追いかけていることだろう。
私は人間なので、さすがに馬を見て欲情はしないが、それでも あのスタイルには少し魅かれる。
黄金道路と違い、日高側の海沿いの道は崖下の道ではないので余裕で走ることができる。
江の島のような感じの景色が見えてきたが、あれが様似町(さまに)。
沖にドカッと並ぶ親子岩が美しい。
浦河町の手前で右折し、十勝地方へとつながる天馬街道へ入った。
両側には牧場が連なり、道産子馬とは違う美脚のサラブレッドが ここにも そこにも そして あそこにも。
飽きる程 馬を眺め、さて帰ろうかと車に乗り夕暮れの道を急いだ。