北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

鶴居村 ふるさとまつり

2016-09-25 21:23:26 | 日記


襟裳から釧路へ帰る途中、ジュニア嫁から鶴居村で花火大会があるとのLINEが入った。
車には一眼も三脚も積んであるし・・・・行ってみるかと夕食を諦めて急行した。

実は 花火の撮影は大の苦手。
もう撮るもんか と心に誓っていたが、その誓いを少しだけ破ってみようかと(笑)

とにかく色々考えて、シャッター速度優先にして後は全てマニュアル設定。
対岸の灯りに向かって試し撮りして秒数を決めた。

本当は遠くから狙う方が仰角も少なくて済み広範囲に花火を視界に捉えられると思うのだが、何しろあまり知らない町なので川の対岸しか撮影場所を知らない。

花火大会が始まったが、やっぱり距離が近すぎて大輪の花が真上で開いたり 遠くで散らばったり。



その度に三脚に載せたカメラを振り回した。



花火開始5分で (やっぱり こりゃダメだ) と己の腕の限界を悟った。



翌日は私が一番撮りたかった牧草ロール転がし競争があるので、洗濯中のルンバを置き去りにして もう一度鶴居村へ行ったのだが駐車場が大混雑。
小さな村が人で溢れていた。





火事の際の煙を体験できるコーナーとか放水体験。









子供達の「丹頂ソーラン演舞」や牛乳早飲み競争など 多彩な催し物があるのだが、肝心の牧草ロールは3時間も後のようだ。



会場を歩き回っているうちに 例の症状が出てきた。
表示に従ってトイレに向かったが仮設トイレは2つしなかくて行列。
もし順番までガマンできたとしても、皆様が待っている中「う●●」で個室を独占する勇気は無い。

仕方が無いので車に戻り会場を出たのだが、ひと仕事の後 再度入場待ちの車列に戻ることは無理と思い、残念だが牧草ロール競争の観戦を諦めた。

美脚が 勢ぞろい

2016-09-24 19:55:26 | 旅行


(昨日の続き)
襟裳岬を後にして 同じ道を戻るのが最短ルートなのだが、せっかくここまで来たので岬の西側、日高地方へ周ってみることにした。





日高は競馬馬で知られる あのスタイルの良い 人間で云えばモデル体型、サラブレッドの有名な馬産地なのだ。

あのスラリとした美脚に丸いお尻。
もし馬だったら きっと一日中雌馬を追いかけていることだろう。

私は人間なので、さすがに馬を見て欲情はしないが、それでも あのスタイルには少し魅かれる。


黄金道路と違い、日高側の海沿いの道は崖下の道ではないので余裕で走ることができる。

江の島のような感じの景色が見えてきたが、あれが様似町(さまに)。



沖にドカッと並ぶ親子岩が美しい。





浦河町の手前で右折し、十勝地方へとつながる天馬街道へ入った。



両側には牧場が連なり、道産子馬とは違う美脚のサラブレッドが ここにも そこにも そして あそこにも。







飽きる程 馬を眺め、さて帰ろうかと車に乗り夕暮れの道を急いだ。





「えりもの秋は~~~~(森進一風に)」

2016-09-23 19:53:41 | 旅行


(先日の続き)

松林の中を通り抜け 急に人家が見えてきたと思ったら そこが えりも岬漁港。



そのすぐ先に襟裳岬がある。

傾斜がある駐車場に車を置き外へ出てみたが いつもは強風が吹き抜けるこの岬に今日は風が無い。





(こんな日もあるんだ) と気抜けしながら岬への舗装路を歩いた。





振り返ると、今走って来たばかりの百人浜から黄金道路までが遠く霞んで見えた。







下には強風に耐えてきた旅館が懐かしい姿で目に入ってきた。



日高山脈の終端の地、襟裳岬は「何もない」と森進一に歌われたが、この岬があるだけで充分な観光資源となっている。



森進一の歌碑の隣にもう一つ 島倉千代子の歌碑が並んでいた。
なんと『襟裳岬』と云う歌は二つ存在していたのだ。



島倉千代子の歌も有名で知ってはいるのだが、タイトルが『襟裳岬』だとは知らなかった。





お千代さんになり切って「♪風はヒュールヒュル、波はぁざんぶりこ」と唄いながら崖の上を歩き、珍しく風を感じない襟裳岬の秋を楽しんだ。
(さらに続く)

黄金道路

2016-09-22 22:00:54 | 旅行

(先日の続き)
大樹町で美味しいパスタを頂き、いよいよ襟裳岬へ向かうことにした。
途中の川には台風の爪痕が生々しく残っていた。



引きちぎられ流されてきた木々が放り投げられたように散らばっている。
この先の道は大丈夫なのかと不安になったが、掲示板には何も書かれていないので通られるのだろう。

襟裳岬は、北海道の中央部を南北に走る大雪山系の日高山脈が そのまま海へ達している場所だ。



広尾町から海沿いを走る道路を「黄金道路」と云う。



名前だけから受ける印象はキラキラと輝く素晴らしい光景が展開するイメージだが、この名称は崖下の道路を通すのに黄金を敷き詰める程に金がかかったことに由来する。

今ではトンネル、覆道の連続で景色はあまり見られなくなったが その分安全にはなった。











そのトンネル内を襟裳岬に憧れて一生懸命に走るチャリダーが何人もいる。
これがかなり危ない。



やっと崖下の道を抜けると今度は広大な百人浜だ。



ここは数年前までは砂地だったところをNHK総合テレビ「プロジェクトX 挑戦者たち」で紹介されたように、一人の男性が牽引して植林し立派な松林に育てあげ結果として栄養豊富な海を作り上げた伝説の場所だ。



キャンプ場まであるが・・・・夜は怖いだろうな。



近いようで 遠い岬。
やっと山の尾根に自衛隊のレーダーが見えてきたが、あの先が岬だ。



(さらに続く)

酸味の効いたナポリタン

2016-09-21 22:45:28 | グルメ

今日は 襟裳岬まで走ってみようと思って、いや その前に帯広の豚丼を食べてから襟裳岬へ向かおうかと余計な周り道をしたのだけれど、昼時なので あの人気店は大行列。

それで諦めて大樹町(たいきちょう)まで南下してパスタを食べることにした。

その大樹町までが まぁ遠い。



でも目指す店まで空腹に耐えて頑張って走って、ついにナポリタンをゲット。ここのは少し酸味が効いていて旨いのだ。




ルンバは和風パスタとか云うのを注文。和風だからと箸で食べる頑固者。



それにしても、ここのタバスコと粉チーズの容器は巨大だ。
どうやって頑張っても 私のよりは太い。



あっ、一つ書き忘れた。私の親指よりは太い だった。



横のオバチャンは何か風変わりな丼物を食べている。

どうやら この町の新しいB級グルメらしい。



ルンバがトイレへ行ってきた。
そしてペーパーに何か書き出して 私に見せた。



何と今では珍しいボットン トイレだったと驚きの表情。

「写真撮ってきたら?」と云うのだが、さすがにそれは断った。

せっかくの酸味が効いたナポリタンが どうにかなってしまいそうで。
(今日は疲れたので明日へ続く)