昨日の記事につづいて、道の拡張工事に当たり、私の土地も少し削られる事になったのだが、事前に村の世話役から、「印鑑証明書と実印、お金を振り込む銀行通帳を持って集まってくれ!」と連絡があった。わざわざ遠い役場まで印鑑証明書を取りに行き、指定の時間に各々が集まった。」
県の担当者から、拡張工事のあらましが説明され、その道に掛かる土地の値段が通知された。私の所は24㎡ほど引っかかるらしい。24㎡と言えば約8坪、16畳にもなる。都会の人が考えれば、これで一財産になるかも知れない?
「日本一、地価が高い銀座1丁目の鳩居堂の土地は1㎡、2496万円だ。24×2496万円なら5億9904万円になる。」などと、考えながら、「私の土地はいくらになったのだろう?」
県の職員から「えー、高江さんの所に支払いする金額はこちらです。」と示された数字は、何と6000円であった。 トホホ 。役場まで、往復1時間かけて、印鑑証明を取りに行って、この説明会に時間を取られて、ガソリン代と時間を考えたら……。
だが、考えてみれば、6000円も貰えて、家の前の道路が舗装され綺麗になるのだから、感謝しなくては、しかし、舗装する予算は我々の税金で作るのだから、胸を張っていても良いのだ。