高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

背中を流そうか?

2008年12月28日 09時15分45秒 | 家族

年末年始の催事に出張する為、家族4人が揃っているのは、五日間しかなかった。

私がお風呂に入っていると、新潟から帰ってきている長男クルムが入ってきた。「お父さん、背中流そうか?」 嬉しい一言だ。背中を洗って貰いながら、取り留めの無い学校の事や、友達の事を話す。なんか、こんな一時が一番幸せである。 力任せにこするので、ちょっと背中がヒリヒリするが、これも「あの小さかったコイツがこんなに逞しくなった。」と嬉しいのである。

家族4人で揃っての夕食。男3人が次から次へと食べていくので、悦子は次から次へと料理を作ったり運んだりで、本人は一向に食べることが出来ない。それでも悦子は「掃除機に吸い込まれていくみたい、冷蔵庫の物がどんどん無くなっていく。嬉しい!」と、妙な表現をする。最近は妻と二人きりで食事をするだけで、「豆腐に納豆にお魚」等のダイエット食が多いので、食べ盛りの子供たちが帰って来て、料理を作ることに追われている事が嬉しいのだ。

私は私なりに、妻は妻なりに、子供との関係を肌で感じながら、この五日間を精一杯楽しんでいる。

竹工房オンセ

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