高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

新潟から

2009年11月05日 06時49分11秒 | 職人仲間

新潟・鎚起銅器の島倉さんから、美味しい新潟のお酒とベルトが届いた。「ベルト?」と思われる方がいるかも知れないが、そう、腰にするベルトである。
何故、ベルトなのか?と云うと、今年の6月に日本橋三越での職人展で一緒になった時、「試作品です」と、この新しい作品を見せて頂いた。

これは、三越での「勉強会仲間」で、お互いに切磋琢磨して励ましあっている中から生れてきた物だ。丹念に丹念に叩き出した銅のバックル、それに、皮細工をコラボさせた物である。

私の「オーダーメイドの竹かご屋」でも、いつも書いているのであるが、新しい物を作るときは、普段の慣れた物を作る時の3倍、5倍の労力がいる。まして、今回の様なベルトなど、実用の部分が大きい物は、使用頻度により、耐久性や強度、回りの物を傷つけ無いか?などなど、ある程度、使い込んで様子を見なくてはならない。

6月にモニターとして使わせて頂く事になった私は、少し太りかけていたので、暫く使っていたら、バックルの止め具が曲がってしまった。

回りの意見は「高江さんが太りすぎているからですよ!」と茶化させていたが、私のように太った人間が、ベルトを飾りで付けるのでなく、お腹の出っ張りを締め上げて使う人もいるのだ!いろんな人が使う事を想定して作らなけれ ばならないな。

Cimg0914
その、ベルトが止め具が強化され戻ってきた。早速、お礼の電話をすると、「金具を太く作り直しましたので、これで大丈夫と思いますが、もし、何かあったら言って下さい。また、やり直します。」と何処までも謙虚な島倉君である。

彼のホームページはこちらから。

私のお腹も、引っ込んで、昨年より1穴小さくなっていた。

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