昨日から、「トンゼミ」で、ネット販売のいろはを習っている。随分と気付かされる事が次から次へと出てくる。
まず、自分のお店の特徴・強み・弱点・ターゲット・視点……、
ターゲット一つとっても、私どものバッグを買うお客様は50代の女性が主流だと思っていた。思っていたし、現実に買って頂いているお客様では、一番多いのだ。しかし、私どもの商材を、深く深く分析?考察?していくと、どうも、「そう思い込んで居るだけで、そうでは無いのでは?」という事が判ってきた。
今まで、私の頭の中にあるお客様はデパートでの催事「九州物産展」「日本の職人展」など、その会場に来る人自体が、50代60代のお客様が圧倒的である。反対の事を言えば、それ以外のお客様の来客自体が少ないのだ。
極端に言えば、50代・60代しか来ない会場で売っているのだから、当然、私の所の客層は50代の女性が主流という事になる。
でも、これは非常に偏った見方であり、もう一度、商品の特性や、分析をしていくと「どうも違うのでは無いか?」と云う疑問が湧いてきた。
「ん、ちょっと待てよ!もう一度、ターゲットを誰にするかで、当然ページ作りが違ってくる。」 そんな事から洗い直しである。しかし、これは非常に大切なことだ。
「お客さんの目線に立っていない!」 ついつい、店側の思考になっているのだ。
たとえば、今回の会場は、大分市にある「コン○○ホール」。大分市営の図書館から体育館・文化ホール・音楽室・茶室・公民館・柔剣道室・卓球室・トレーニングルーム・ャワールームから大小会議室が無数にある、果ては天体観測ドームまであるという、素晴らしい施設である。
こんな素晴らしい施設でも、職員の対応がお役所仕事と云いますか、使う側の目線がまったく判らないのだろう。
まず、会場予約をするのに、トントン先生が予約の電話をしたそうだ。
「○月○日、会議室を予約したいのですが?」
「はい、○月○日なら空いています」
「では、予約をお願いしたいのですが?」
「はい、予約をしに窓口にお出で下さい、電話予約は出来ません」
「えー、今東京に居るのですが?」
「はい、東京からお出でください」
「えっ、行かないと予約できないのですか?」
「はい、来ていただかないと出来ません」
まー、これは大分市の施設と云う事で、「大分市以外の人が使うことは無いだろう?」という想定から、こんなシステムになっているのだろう。
結局、安心院から私の妻が高速に乗って、予約をしにいくことになった。
11月11日に、初日の準備と思い、少し早めに受付に行くと、「13時から予約ですから、10分前に会議室の鍵を開けますので、10分前に来て下さい」と、無表情に言う。
会議が始まって、ホワイトボードに書き込むマジックの色が良く出ない。
電話で受付に
「備え付けのマジックが出ないのですが…」
「すいません、マジックの色が出ないのですね?判りました。」と受付のA子さん、
こちらも、「えー、持ってきてくれるの?」絶対に「取りに来て下さい!」と言われると思っていたので、思わず全員がニッコリした。「少しはサービスを考えているのだ」
暫くすると、会場の電話が鳴り、今度は違う受付のB子さん
「マジックが出無くなったそうですが、そのマジックを持って受付に交換しに来て下さい!」と云う。
実は、マジックの黒と青が欲しくて最初に電話をしているが、会場には色の出ない青のマジックしか無かった。
「黒のマジックは最初から無かったので、無いものは持っていけませんが?」
「そうですか、判りました」と電話は切れた。
また、暫くすると、別の男性から低い声で電話があった。きっと、管理職の男だろう。
「マジックがあるとか?無いとか?お電話を頂いたようですが、一応、黒と青のマジックを用意しましたから、今から取りに来て下さい!」と電話を切れた。
みんなで大笑いである。あまりにも、役所仕事を絵に書いた様な対応に、みんながあきれるのを通り越して、笑いのネタになってしまっている。ご本人達は、これで何も疑問を感じていないのだろう?親方日の丸で、サービスがどうの?とか、売り上げがどうの?など、関係ないのだ。給料はチャンと出るし、「文句があったら他を使えば良いでは無いか!」恐らく、こんな感じであろう。
講義のテーマの中の「お客様目線に立って」に戻るのだが、「私のページもついついお店側からの視点でしか物事を見ていないのでは無いか?」と考えさせられる。
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