高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

人生はマジック? 1

2011年06月12日 07時18分04秒 | ブログ

昨日は、大分市内で開かれた「どっとこむおおいた」のセミナーに参加してきた。

世の中には、いろんな人がいるものだ。
本当に「土龍」はいるものだ・・・・

Photo セミナーの講師に、大分県日田市の㈱OTOGINOの代表、鬼武公洋さん。

私は講師の鬼武さんに、大変興味を抱いた。

経歴を読んでみると

日田市民。文献では鬼の末裔だとされている。

 絵描きを目指し、絵の勉強をするも才能に限界を感じ美容師の道を進む。

 外での経験が必要だと言うことで、京都にて美容系企業の支店長、支社長を経験し27歳で帰郷。資格も取得し本格的に美容師の道を進もうとした矢先に、顔だけで300針近く縫う交通事故にあい、強制的な引きこもり生活を強いられる。

ミイラ男状態となり自身の顔を失ったが、もともと楽観的な性格であったためあまり気にせずパソコンとインターネットの潮流にのり29歳でWEB関連会社として起業。顔のほうは5回に及ぶ形成手術をへて、殆ど傷もわからないところまで回復した。

 WEB製作と企業インフラコンサルタントからはじめ、今では貿易商社兼ネット通販企業として、7年がかりで年商6億円の企業になんとか成長。短期目標は年商10億。社員は現在、正社員33名パート5名。計38名。

念願のワールドビジネスサテライトにも出演(15分程度だけど)
その他、主力商品がはなまるマーケット、スッキリ、めざにゅー、朝ズバ、NHKおはよう日本等で取り上げられる。
10
年目までの目標は年商50億。


鬼武さんの話を聞くと、「万事塞翁が馬」の諺どおりである。
花形美容師として成功した、矢先に交通事故で生死を彷徨う様な大怪我をして、そのお陰で、現在の仕事のスタートとなるWEB製作の技術を身につける、

仲間5人と起こした事業は順調に滑り出したが、2年目に設立の仲間から解雇され、一人取り残されるとは、しかしこれが、今の成功を掴むきっかけになるのだから人生とはマジックの様な物だ。

独りぼっちになり、お金も無い20代の若者が新しい会社を設立するため寝食を惜しんで奮闘する姿を見ている人達もいるのだ。
同じ、日田市の経営者集まりで、
「今時あれほど、必死で働く若い者は居ないな!俺は彼を応援するよ!」と、人の心を引き付けて行くのである。

つづく、

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