高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

花と竹篭

2011年06月18日 06時00分08秒 | 竹細工

毎年、竹細工伝統産業会館で「いけ花篭展」が開かれていた。

最近は住宅事情が変わってきたためか?いけ花を生ける人が少なく成って来たのか?花篭の需要が随分減ってきている。
昔は、花嫁修業と称して、お花やお茶は、女性であれば誰でもが、一通りは見につけなくてはいけない物であったが、現在は、フラワーアレンジメントになったり、造花の技術が進んだり、随分多様化している。

お花の生け方を知らない若者が増えてきている。

そんな中、こういった展示会は、良い見本になる。
610_003
610_016 610_017 610_001 特に今回は、小さな花篭に入れられた作品が印象的だった。

たくさん生けこまなくても、山野草を一輪投げ入れるだけで、部屋の雰囲気が随分変わる。

もっともっと、花篭を部屋のインテリヤで使ってくれると良いのだが・・・・・・・・・・

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