今年の催事の山場である、日本橋三越・松坂屋本店と大きな催しが2箇所続く、
6月29日より7月5日まで、日本橋三越での「日本の職人 巧みの技展」が始まった。この催しは、工芸の催しとしては、恐らく日本一の規模である。
http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/takuminowaza/
この催事が始まった当初は、小さな会場で規模も小さく1000万円くらいの予算でスタートしたそうだが、三越の担当者・企画会社・出店業者の弛まない努力の賜物で、少しずつ売り上げを伸ばして行き、今では日本橋三越でも指折りの大きな催事に育ったのだ。
どんな事でもそうだが、ただ思いつきだけでは、誰でも出せる。
しかし、その思い付きを、みんなの共有財産にして、纏め、育てることで、大きな実を付ける事になる。此処まで、育ててくれた先輩諸兄に感謝いたします。
私どもの個々の経営でも同じである、経営のアイデアは次から次へと出てくる、しかし、社員の気持ちを纏め、育てなければ答えが出せない。
WEBちらし⇒ http://digital-catalogue.mitsukoshi.co.jp/mitsukoshi_news_110629/index.html#page=1
今回は、このチラシが53万部配布されている。
私の所の写真は、ちょっと前の写真だったので、今より随分スマートであるので、少し気恥ずかしい。
この写真になるくらいまで、絞らなくてはならないな!
チラシの他に、三越お帳場通信やDM、その上、今年はこんなツールも作られた。
三越のお中元セールは日本一の規模である。そのお中元を買いに来たお客様に、省エネもかねて配られているのが、この「うちは」。
表面、
薩摩錫器の岩切君とヒスイ鉱業の武藤君がメインになっている。これで少し、売り上げを落としたか?
裏面は
江戸切子・竹バッグ・京友禅・履物の作品4点。
この団扇は、お客様が暑い中、あちらこちらで扇いで貰う事で、職人展の宣伝をして貰おうと云う作戦である。
こういった、側面からの宣伝などが、全体の売り上げを作ってくれるのですな。
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