シチズン婦人物手巻き時計とオメガシーマスターを分解掃除しました

昨日は夕方ホールクロックの修理が出来上がったので納品に行ってきました。
分解掃除を終えてから１か月以上壁に掛けて問題なく運針し、時を打つのを確認してからの納品でした。

お客様のご自宅でケースにセットしてチェックすると少し片振りが出ていて調整。
それが微妙できっちり合わせられずちょっと難航。調整もうまくいって時内のチェックで決められた以上音が鳴ってこれまた原因究明。
送りの３本のうちの１本が少し曲がっていた為調整して何とか設置完了です。
そんなに時間かからないと思ったのですがちょっと大変な納品になってしまいました。

久しぶりの修理残業です。
はじめはシチズンの婦人用の手巻き時計です。
当時の時計としては珍しい３針の機械です。

分解掃除、ゼンマイ交換でお預かりです。
部品お店にあったので交換して分解掃除をしました。
掃除後も調子が悪くアンクルの調整をして修正。
テンプの振りも安定しました。

次はオメガのシーマスターです。昔のステンレスのケースの時計です。
　　　

Ω５６２の機械は入っていました。裏押さえのレバーが折れていました。
部品交換と分解掃除です。
機械は長く洗浄していないみたいで重い油の部分は固くなってしまっていました。
きれいに洗浄をしてくみ上げ、タイミング調整までして昨日は帰りました。

今日は第３日曜日でお店の営業は午後５時までです。
私はなかなか時間取れないので今日は少し早く上げてもらって友達のお見舞いに行く予定です。