正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

ジラールペルゴ昔の婦人物手巻き時計を修理です

2019年08月22日 | 時計修理

今日も朝からむしむしします。

もう少しの辛抱だと思うのですが・・・。

昨日はティソの時計で振動で時間を教えてくれる時計の電池交換をしました。

ガラスを触って時間を合わせるタッチシリーズの振動付きの時計です。

画期的な時計なのですが時間を合わせるのに少し時間がかかってしまいました。

次は先日分解掃除をして竜頭、巻き芯を注文していて入荷してきた時計のケーシングです。

が、微妙に巻き芯の長さが短く竜頭を付けて機械に入れると抜けてしまう状態です。

巻き芯のネジの部分が短く竜頭に詰め物をして長くも出来ずお店の部品在庫を出してきて形状を合わせて同じ形見つかったのですが今度は巻き芯のネジの直径が大きい巻き芯でした。機械に入る形状は同じ野なのですが竜頭を取り付けることが出来ず再度部品探しです。

今度は竜頭を探して何とか合わせることができました。

こちらも思った以上に時間がかかってしまいました。

エルメスの紳士物自動巻の竜頭巻き芯合わせです。

 

 

 

 

2892A-2の巻き芯を探してチューブにある丁度いいい竜頭も見つかりました。

お水が入ってしまって巻き芯が折れている時計でケース内側に錆が見られたのでケースブレスの洗浄をして錆を落としました。

乾燥させるため一日置いて今日完成させる予定です。

ロレックスのブレスの修理。

抜けてはダメな部品が外れてしまい(カシメが弱くなって)5列バンドの真ん中のパーツもなくなっていました。

ロレックスの部品で塊ではなく巻き込んだステンレスのパーツを外してカシメ部分にはんだを入れて熱を加え固定させました。

 

最後は分解掃除です。

ジラールペルゴの婦人物の時計です。

昔の手巻ですが綺麗な機械が入っていました。

分解掃除でお預かりです。

 

 

 

 

 

 

洗浄し組み上げ昨日は帰りました。

 

お店から実家までの帰り道遅くまで営業のイタリアンのお店ができました。

1時半まで営業でまるで私のために開いてくれているんだと思って生ビール1杯だけ頂いて帰りました。

 

 



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