ディオール・クリスタルセブン・シチズン・オメガ・ティソを修理

昨日は午前中天気良くってお昼から雨が降ってきました。
少しやんでいたみたいですが、帰るときには大雨が降っていました。

　修理残業でもの凄くしないといけない修理があったので、最近残って修理する日が多く家族には本当に迷惑をかけていると感じています。
でも不安定な世の中で修理を持ってきていただけるだけでも本当に感謝しています。

　出来るだけお客様の要望にお答えできるように腕を磨くようにがんばります。

昨日はまずクリスチャンディオールのクオーツ時計です。
S様からのお預かりです。ETAの２８０００２の機械が入っていました。
小さな機械です。
止まりでお預かりです。長年使用していなかったそうです。

やっぱり携帯の写真は綺麗に撮れません。
S様見にくくてすいません。

　次はシチズン　クリスタルセブンです。私個人的にこの時計を最初修理したときもの凄くややこしいと感じた時計です。
O様からのお預かりです。5年以上前に修理させていただきました。
バネが多い時計です。

少し湿気が入って文字盤の淵に青錆が出来ていました。
　分解掃除、調整で完了です。
でも当時の自動巻きでこれだけ薄く仕上げてくるとはたいしたもんだと思います。

　シチズンクオーツ１１３１キャリバーでT様からのお預かりです。
分解掃除を依頼されました。

この時計もしっかりといい作りの機械だと思います。
秒の規制のバネもついていて、当時は高級品だったと思います。
綺麗に仕上げて完了です。

　ティソの婦人用の手巻き時計です。K様からのお預かりです。
２４００キャリバーです。

よく似た機械はあるのですが、微妙に歯車の並びが違ったりとオリジナリティーを感じます。
2番車のところの不具合でした。
分解掃除と修正で完了です。

　最後はオメガのクオーツです。オメガ１４２６
薄型のクオーツの機械です。
歯車同士で噛み合うものもありちょっと変わった構造です。
分解掃除後0.97μAで出来上がりです。


懐中時計が2個とオメガの婦人物の無垢の機械時計が2個。あとクオーツや自動巻きが何点か残っています。
年内仕上げ向けてがんばります。