Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

畦ケ丸~西丹沢

2013-07-14 13:35:41 | 日記

7月14日、連休中日の今日は、丹沢の西の端、と言ってもよいでしょう!「畦ケ丸(あぜがまる)」(1293m)へ登りました。今日も天気は晴れ、下界の気温は35度の予報です。

実は、昨日、某所で棒ふりをしていたところ、右足首に違和感が・・、と思ったら、「イテッ!!」。疲労骨折でもしたかと思い、プレーを中断(皆様、ご迷惑をおかけしました)、近くの整形外科でレントゲンを撮ってもらいました。幸いにも骨に異常なく、「ひ骨腱炎」とかいう、要するに腱がちょっと損傷した程度、ということでした。時間の経過とともに、痛みも消え、「あれはゴルフをサボるための演技だったのでは?!」とあらぬ嫌疑をかけられる始末。(まあ、今日もこうして登っているわけですから、言い訳できませんが)さらに、先週、新しい靴を調達したので、慣らし山行もかねて、あまり足に負担がかからず、まだ行っていないこの「畦ケ丸」を選びました。

5:30 西丹沢自然教室着。夏の渋滞と駐車場満車を避け、今日も早めのスタートとしました。

AKU AIR8000 これまでの軽登山靴もAKUだったので、足も合うことから、これを選択、インソールは変えました。

5:45 西丹沢自然教室発。夏の丹沢、虫、蛭、大量発生につき、防虫スプレーは必携です。

すぐに、中川を渡ります。長いつり橋から上流を見てびっくり。冬には誰もいなかったオートキャンプ場がびっしり満杯です。この川で水遊びをするのでしょう。丹沢にはエキノコックスはないのかしらん??

善六のタワを越えて、第2ベンチ。ここで約1000mですが、視界は全くと言ってよいほど開けません。タワ、とは、鞍部のことをこう言うのだそうですが、初めて知りました。確かにここは、両側が大きくえぐれて急な鞍部になっています。この稜線は、分水嶺となっていて、北側が道志水系(山梨)、南側が酒匂川水系(神奈川)にそれぞれ流れ込みます。

左が「畦ケ丸」山頂付近。でも相変わらず、遠くの山は見えません。東隣の「檜洞丸」、西には本来「富士山」が、丹沢では最も近くに見えるはずですが・・・。もともと、眺望の悪い、ブナに囲まれた静かな山、なのですから、文句を言ってはいけません。むしろ、冬に来れば、落葉樹が多いので、素晴らしい眺望が得られるはずです。眺望はなくとも、今日は素晴らしい風に恵まれました。ちょうど山風の時間に当たったようで、1000mをこえたあたりの稜線上では、北から南に超さわやかーな風が吹きぬけます。汗も一気に乾きます。山風は、早朝、陸と海の温度差で局地的に陸から海に向かって吹く風で、夕方には反対に、海から山に向かって、海風が吹きます。神奈川の湘南では、この夏の山風、海風が重要です。朝早く、サーファーたちは山風を待ちます。海ではオフショアの風となりますが、波を立たせ、うねりがあると、絶好のコンディションになります。午後の遅い時間、今度は、ウインドサーファーが海風、オンショアの風を待ちます。山の上でこんなことを考えるのもオツなもんです。

7:40 山頂着。東を見ても、西を見ても、なにも見えません。檜洞丸、富士山の映像は、来冬、お届けします。

ここにも立派な避難小屋がありました。中はきれいに維持されています。

8:00下山開始。この山には、立派な滝があります。登山道は、中川から分かれた西沢に沿って登りますが、この支流、本棚沢、下棚沢に、堂々たる滝があります。

9:00 支流に入って100mほど進むと本棚。(棚が滝という意味だそうです)高さ60mとのこと。立派なものです。滝周辺はどこでもそうであるように、マイナスイオンに満ち溢れています。あー爽快!この音だけでもここからお聞きください!

https://www.youtube.com/watch?v=Dp-1DGNXeyg

9:30 西丹沢自然教室着。川は、こんな感じ。

自然教室といわれるくらいですから、登山、沢登り、虫取り、キャンプ、川遊びなど、夏を楽しむ多くの家族で盛り上がっていました。

さて、この「畦ケ丸」、なぜ、畦ケ山、畦ケ岳、でないのか?この近くには、「檜洞丸」、「シャガクチ丸」という3つの丸があります。自然教室の方に、丸、の由来を尋ねましたが、ご存じではありませんでした。どなたかご存知でしたら、教えてください。自分の勝手な想像。この辺りは、甲斐の武田信玄の地盤であったことから、軍事的にこのあたりの山が活用されたのではないか。この辺りは、甲斐の国と相模の国の国境でもあり、南北の交通の要所でもあるため、この名前が付いたのでは?お城でも一の丸、とか二の丸とかいうではないか・・・。ちなみに、山の形が丸いから、という説もあります。

今週は、お見せできるような画像はありませんでしたが、次回を乞うご期待、ということで。お疲れ様でした。あっ、ちなみに、足は全く問題無く、昨日の大騒ぎがお恥ずかしい限り、靴もばっちりフィットしていました。

 

 

 

 

 

 


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3 コメント

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マイナスイオン!! (Toshi)
2013-07-15 18:56:01
山は海よりもマイナスイオンが多いことは周知のことですが、滝の近くはやはり最大ですね。
猛暑の中、その爽やかなマイナスイオンを浴びるだけでも命の洗濯です。
その猛暑の中、ゴルフをやるのは自殺行為ですから、
途中棄権は長い人生の中で大正解と申し上げておきましょう。

Takさんのいない増毛カントリーでしたが、こちらはけっこう爽やかでした。
申し訳ございません




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コメント有難うございます (Tak)
2013-07-16 06:49:08
今回は、あんな立派な滝があって救われました。夏の丹沢あたりでは、暑寒別岳のような景色は期待できません。3000mクラスに2泊3日でいかなければ、あのような絶景は拝めません。偉大なり、北海道。
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暑いべぇ・・・ (アミーゴ)
2013-07-16 20:05:36
 見るからに暑そうな山行記録だな。
ニューブーツは調子が良さそうでなにより。

 ここで私の見解。登山靴の目安だが、価格が2万円未満はハイキング用。2~3万円未満は低山(1,500m未満)用、3万円以上が高山(1,500m以上)対応ブーツと考える。
高山になると色々な場面に出くわすことが予想されるのでな。できれば使い分けたい。高価なブーツを長持ちさせるためにも。
様々な山を登り歩き、また連登するには登山靴も複数必要になる。
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