会津駒ヶ岳から望む燧ヶ岳。北からの姿で山頂の二つのピークが凛々しい姿です。左が俎グラ、右が燧ヶ岳山頂となる柴安グラ。
今回は、福島の百名山、燧ヶ岳と会津駒ヶ岳を登ります。初日の今日は尾瀬の燧ヶ岳、明日は会津駒ヶ岳、間に位置するの檜枝岐(ひのえまた)村で車中泊の予定。
11月2日朝3時に起きて東北へ。東北自動車道西那須野インターから400-121-352号線を乗り継ぎ桧枝岐村に。5時間かかりました。御池登山口駐車場に着いた頃にはもう疲れました。眠い! しかし、さすが平日、登山者はほとんどいません。
目を擦り登山開始。すでに9時半を回っています。いきなりぬかるみと、岩の急登でゲンナリ。紅葉も終わり、葉の落ちたブナの林が寂しい。
11月2日朝3時に起きて東北へ。東北自動車道西那須野インターから400-121-352号線を乗り継ぎ桧枝岐村に。5時間かかりました。御池登山口駐車場に着いた頃にはもう疲れました。眠い! しかし、さすが平日、登山者はほとんどいません。
目を擦り登山開始。すでに9時半を回っています。いきなりぬかるみと、岩の急登でゲンナリ。紅葉も終わり、葉の落ちたブナの林が寂しい。
途中、二箇所に湿原が広がる。木道が敷かれていますが、尾瀬ヶ原の木道に比べると痛みが目立つ。やはり、登山者の数が少ない事と、東京電力の所有地でないと手とお金が回らないのでしょうか?
この山の上に別の湿原があります。
熊沢田代。
まだ山頂は見えません!
熊沢田代を過ぎると、先週来の雪が現れます。このコースは北斜面のため、雪解けが遅いようです。
最初のピーク、俎(まないた)ぐら(2,346m)。冒頭の写真左のピーク。せり上がった岩峯で、初めて尾瀬の全貌が現れる。北斜面を登り、南の尾瀬と、湿原の向こうに聳える至仏山を見ることができる。
俎グラ。頭の後ろが先週の至仏山。
この山の上に別の湿原があります。
熊沢田代。
まだ山頂は見えません!
熊沢田代を過ぎると、先週来の雪が現れます。このコースは北斜面のため、雪解けが遅いようです。
最初のピーク、俎(まないた)ぐら(2,346m)。冒頭の写真左のピーク。せり上がった岩峯で、初めて尾瀬の全貌が現れる。北斜面を登り、南の尾瀬と、湿原の向こうに聳える至仏山を見ることができる。
俎グラ。頭の後ろが先週の至仏山。
俎グラから燧ヶ岳山頂(柴安グラ)へは急な登り返しでかつ、雪が残っていて大変。滑ります。
這々の態で山頂に。その後、下は4本爪の滑り止めをつけました。今週末には息子の結婚式があり、怪我をするわけにはいかないのだ!今年は滑ってコケることが多いんです。
冬入り目前の尾瀬ヶ原と、先月登った至仏山。尾瀬の山小屋はすでにクローズ。尾瀬ヶ原から登ってくる人は少ない。
左の尾瀬沼、右の尾瀬ヶ原、至仏山の位置関係、をご確認ください。
とても目立つ山です。後から地図で探すと、四郎岳(2,156m)ではないかと思われます。この一帯、黒岩山(2,163m)、鬼怒沼山(2,141m)、日光白根山(2,578m)など、錚々たる山々が連なっています。これらの山々の向こうが日光です。
同じ尾瀬でも、登りは急登、道はドロドロ、北斜面で降った雪が残って滑る。下りはついに最後まですべり止めを外しませんでした。こんな奴がいるから木道が傷むんです。今回は許してください。なにしろ、すべる雪、泥、木道はほんとに嫌なんです。
陽の傾きは冬。長距離運転が尾を引き、また、初冬の寂しい雰囲気で気分が少し落ち込みました。明日の駒ヶ岳どうしよう?まあ、温泉に入って、一晩寝ればまた気力が戻ると信じましょう。
麓に帰ると檜枝岐の温泉が待っています。ここは燧の湯。PH9.1の強アルカリ性です。目の前が檜枝岐川と尾瀬に連なる紅葉の山で最高の温泉です。入浴料も700円とそこそこリーズナブルでしかも貸切状態でした。が、この施設、ウルグアイラウンド対策資金で建てられた、村民と観光客との交流を目的とした施設なんだとか。高速を降りて、100km走りましたが、途中、大手コンビニが一軒もないような過疎の地域です。山間ですから、農業も難しく、ウルグアイラウンド(みなさん、覚えていますか?農産物の輸入規制緩和に伴って、対策費がばら撒かれたアレです)も山間地対策です。しかし、この場所は、尾瀬の北側の玄関であり、名峰会津駒ヶ岳の表玄関でもあります。良い温泉と森と山に囲まれた素朴な、日本の山村の典型です。多くの方に訪れてほしい場所です。今の季節なら、高速出口の那須から、ここまで素晴らしい紅葉の街道です。
同じ尾瀬でも、登りは急登、道はドロドロ、北斜面で降った雪が残って滑る。下りはついに最後まですべり止めを外しませんでした。こんな奴がいるから木道が傷むんです。今回は許してください。なにしろ、すべる雪、泥、木道はほんとに嫌なんです。
陽の傾きは冬。長距離運転が尾を引き、また、初冬の寂しい雰囲気で気分が少し落ち込みました。明日の駒ヶ岳どうしよう?まあ、温泉に入って、一晩寝ればまた気力が戻ると信じましょう。
麓に帰ると檜枝岐の温泉が待っています。ここは燧の湯。PH9.1の強アルカリ性です。目の前が檜枝岐川と尾瀬に連なる紅葉の山で最高の温泉です。入浴料も700円とそこそこリーズナブルでしかも貸切状態でした。が、この施設、ウルグアイラウンド対策資金で建てられた、村民と観光客との交流を目的とした施設なんだとか。高速を降りて、100km走りましたが、途中、大手コンビニが一軒もないような過疎の地域です。山間ですから、農業も難しく、ウルグアイラウンド(みなさん、覚えていますか?農産物の輸入規制緩和に伴って、対策費がばら撒かれたアレです)も山間地対策です。しかし、この場所は、尾瀬の北側の玄関であり、名峰会津駒ヶ岳の表玄関でもあります。良い温泉と森と山に囲まれた素朴な、日本の山村の典型です。多くの方に訪れてほしい場所です。今の季節なら、高速出口の那須から、ここまで素晴らしい紅葉の街道です。
先ずはご子息のご結婚おめでとうございます。いよいよ爺になる日も近いですね。
登山道はなかなか大変そうですが、見ている我らにはそんなこと伝わりません(笑)ので、とっても良い山の雰囲気です。
まだまだ全国によい山がたくさんありますね。
結果的に出来上がった施設は登山仲間を沢山増やしてどんどん利用しようではありませんか!