5月12日(日)、久しぶりに向かう先は、前回あきらめた、丹沢の主峰、そして神奈川県の最高峰の「蛭ケ岳」(標高1,673m)です。
天気予報は朝方は雨なれど、幸いにして昼から回復にむかうとのことなので、遅めのスタートで山頂で昼となるように考えましたが、久しぶりにちゃんと登るとなると、夜興奮して(?)眠れません。今回選択するのは、前回も試みた、東野からのアプローチで、最短コースの日帰りを予定しました。駐車場が限られているので早く行くに越したことはないと、結局朝3時前には家を出て一路丹沢へ、16号線から相模原経由東野へ向かいます。4時25分、駐車場着。さすがに今日も誰もいません。
車の中でしばし寝ようと試みるも、屋根に降ってくる水爆弾の音がうるさいのと、やはりここまで来ると眠気も覚めて、寝ている場合ではありません。雨はすでに止んでいるので、スタートすることに。準備をしていると、車が2台、目の前を通り過ぎて行きました。少し上の駐車スペースに停めるのでしょうか?やはり、シーズン中は早く来ないとだめかもしれません。なお、地図やガイドブックで表示されている登山駐車場は、ここからずいぶん上にありますが、現在は、林道が閉鎖されていてたどり着けません。ここが最後の駐車スペースとなります。
5:15出発!林道を歩くこと約30分、登山口です。
森林整備用のモノレールの車庫の横から取りつきます。雨は上がったものの、上を見れば暑いガスに覆われ、視界は利きません。これから徐々に晴れていくと信じて先に進みます。急ぎます、と言いたいところですが、あまり早く行っても、天候が着いてこなければがっかりなので、のんびり行くことに。しかし、山もそうですが、この2カ月近く、風邪をひいたり、出張に出たりとほとんど体を動かしていなかったことのしっぺ返しは相当のものです。キツイ!
上を見ても真っ白、最初の急登を登りきると、「八丁坂の頭」。白いです。胸突き八丁、なのでしょうね。確かに、きついつづら折りの急登でした。頭と書いて、何と呼ぶ?「かしら」?「あたま」?
途中にあった、倒木の断面。50までは簡単に年輪を数えられましたが、一体、何年物か?6-70年は堅い。
今日も、鹿の親子は元気に若芽を食んでいます。丹沢では、鹿は「保護してください」です。
7:20姫次着。ちょうど、山頂までの中間地点で、3月に登った「檜洞丸」や富士山が見えるはずなのですが、ガスで見えません。途中は視界が開けず、これといった画像はありません。 ひーこらいいながら山頂着、8:55。
山頂付近は、上は晴れ、周りは雲海で、視界全く開けず。私の後ろには、本来であれば世界文化遺産の富士山がどん!と見えるはずです。でも、これから晴れて視界も良くなるはず。しばし、のんびり山頂で過ごすことにします。ここは陽が当たり、ぽかぽか、というか、風がなければ、暑いというのが正しい。ちなみに、山頂には宿泊可能な立派な山小屋が。蛭が岳山荘。
流石、丹沢の主峰だけあって、この時間でも、先客が2名、すぐあとから3名の方が到着されました。内2名は、トレイルランの練習中。元気です。(お断りするまでもなく、みなさん、中高年)皆さん、到着後は見えない富士山に向かってしばし休憩。と、その時です。
風が周りのガスを払ってくれました。てっぺんだけが、御覧のとおりです。ついでに、
富士山の手前は、「檜洞丸」。残念ながら、ピークまでは見えませんでした。実は、右の方には南アルプスがばっちり見えています。残念ながら、私のばかちょんカメラでは識別できませんでした。
西を見れば富士山ですが、南東は、やはり丹沢の主脈、「丹沢山」、「塔ノ岳」が見えるはず。そちらに向かう縦走路はこんな感じですが、残念ながら山容は望めませんでした。もうしばらく待てば、景色はもっと良くなる、と思いましたが、後続の登山客が続々と到着し始めたので、10:00に撤収。蛭ケ岳はアプローチが比較的長いため、山小屋泊で縦走してくる方が多いようで、これから山頂は大混雑になるのでしょうね。
この山域は、落葉樹が多いらしく、新緑がこんな感じで目にしみます。標高1,000mより上は晴れ、以下はガスの中。
12:30駐車場着。案の定、狭いスペースは満車状態でした。
林道のゲートはよく見たら、鍵がかかっていませんでした。どうりで、帰ってくる途中、朝はなかった練馬ナンバーの車が止まっていたわけです。
今日のピストンの単純標高差は約1,160m、日ごろの鍛錬は必要です。多くの登山者がそうだったように、この山域は皆さん主脈の縦走をするのが一般的のようでした。自分としては、蛭が岳~丹沢山~塔の岳~大倉のピストンを今年の目標とします。
こちらでの下山後♨は今日が初!青根温泉は、「癒しの湯」
帰路の途中で、駐車スペースからわずか10分。天然かけ流し、Ph9.2のけっこうなアルカリ性で、お肌すべすべ。シャンプー付き、露天風呂つきで、3時間600円はお得。
ということで、今週は終了。お粗末さまでした。
朝、早い時間で人が少ないのがいいのか、
遅い出発で人が並みなみなみ・と沢山いらっしゃるのがいいのか、
やはり、前者ですよねぇ
アミーゴさんが遅く出勤するのは、もともと人の居ない山域だからで、
人がわんさかと押しかける山は、人が下山した頃を見計らって出没する、
なんて芸当をするから居ないのであって・です。
朝早いと射し込める光線が違う。
朝早いと涼しい。
朝早いと空気が綺麗(に感じる)。
朝早いと人が少ない。
朝早いと「雲海」に出会える。
やはり登山は早朝がいい!
Takも週末の一日だけ登るのではなく、行く行く土日連登の訓練をしてみることだ。
レガシィは、後部シートを倒した状態で、身長の低いToshiでやっと直立状態が保てます。
ま、ここに寝袋とマットをひいて寝るわけなんですが・・・
高さがないのでゆっくりと車中でビール飲みながら・・ともまいらないゲットー状態です。
その点、Takさんの車は高さも長さもありそうなので、後はキャンピングカー使用に100万程度おかけください。
Toshiも泊まれるように