高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

令和3年 夏越祭のご案内

2021年07月28日 12時29分30秒 | 神社からのお知らせ

令和3年 7月 28日(水・土用丑の日)

夏越祭祭典は神職のみで行います
各自で茅の輪をくぐり、ご参拝ください

※8月第二週土曜くらいまで設置予定

7/1より、社務所にて《 人形・車形 》を頒布しております
お求めの方はどうぞ

 

 

夏越祭とは、知らず知らずのうちに身についた半年間の罪や穢れを取り除く神事です。 
全国的には《水無月の大祓》と呼ばれ、新暦六月または月遅れの七月の最終日に
行われることが多いですが、当神社では『土用の二の丑』に行ってきたいわれにより、
盛夏の最中にある土用丑の日に現在も行っております。
(田川地方には牛馬願と称する祭事が夏越祭にあわせて行われる習わしがあります)

昨年より続く新型コロナウイルス感染症に、身も心も疲れた方も多いことでしょう。
弱った心身につけ入る病魔に負けないよう、心の浄化をして日々の生活を過ごしましょう。

 

 

 

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7月2日(金)の様子

2021年07月02日 14時28分32秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆雨

◆19℃

 

深い霧に包まれ、幽邃閑雅な風情が漂う境内。

深緑に乳白色の霧が混じり込み、緑色が溶け出ているような色彩感。

畏れ多い、という言葉を肌身で感じとれる気配が流れています。

 

石灯籠の火屋には緑が灯り。

”陰”の気が漂うとはこうした雰囲気なのでしょう。

冷涼、静閑、潤い、安息・・・

煩雑で消費的な社会に疲れた人々がここの雰囲気に憧れるのも、“陽”に偏りすぎた精神を整えようとする心の働きかも知れませんね。

 

トチの葉に滴る雫を眺める狛犬。

心が疲れたときは、無心に没入する時間をもうけてみるのも必要かも知れません。

 

『考えるんじゃないー、感じるんだ。』

これは、とある有名な映画の台詞。

思考に頼らず、感覚に身を任せる。時として生き方を楽にする方法かも知れません。

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6月19日(土)の様子

2021年06月19日 14時41分40秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆小雨のち晴れ

◆15℃

 

雨上がりの気持ちのよい朝。

鳥のさえずりが響き渡り、清々しい一日が始まりそうな予感。

薄暗い森に日が差し、木々明るく鮮やかにが変わってゆくあの感じは気持ち良いものです。

 

 

さて、トップページでお知らせしている通り、令和3年「牛くじ」の販売開始をいたしました。

毎年作成している牛くじ看板。

一年ぶりの筆絵ですが、初っ端からうまく描けないもので、左側の黒牛は面長というか眼が前向きというか、どことなく人間ぽい顔つきに・・・

なので意趣を変え、斜にかまえた流し目ホルスタインに。

目ぢからで購入者さんを増やしてくれるに違いない・・・

 

牛くじは9月10日頃まで約2ヶ月間販売しております(抽選・・・9/11(土)祭礼当日)

まん延防止措置の最中ですので、焦らずお越しください。

 

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6月3日(木)の様子

2021年06月03日 13時26分16秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆雨

◆16℃

 

梅雨らしい雨の降らない日々。

シトシトとした長雨が続くと梅雨だなあ、という気分になるのですが、降ると鬱陶しいくせに梅雨らしい風情が感じられないのも淋しいものです。

イワタバコが少しずつ葉を広げ大きく成長していってます。

イワタバコにとっては、岩を伝う雨水と空気中に漂う湿気が補給できる水分なのでしょう。

鮮やかな緑は暗い岩肌を明るく見せてくれます。

 

もふもふとした苔の間から芽吹いたイワタバコの幼い葉。

梅雨明けを迎えた頃には手のひらサイズの大きな葉へと成長していることでしょう。

 

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5月17日(月)の様子

2021年05月17日 09時47分02秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆15℃

◆雨

 

例年より一ヶ月ほど早い梅雨入り。

ここまで早いのはめずらしく、今年の梅雨はどうなるのか心配。

油木ダムの貯水率が大きく下がってきているので、少しでも早く雨季が来てくれるのは京都平野に暮らす人々にとって念願なところかも知れません。

農家の方に梅雨入りが田植えの目安かと尋ねると、今はそうでもないという返事。

「入梅」というのは、気象上の梅雨入りと農事暦上とでは違うようで、田植え後に行う皆作祈願も例年とほぼ変わらずに予約が入りました。

今でこそダムや灌漑用水、貯水池の設備発達で均一な水量が確保できるようになっていますが、未発達だった時代は不確定な天候のみをたよりにせずに農事暦で目安を設ける、祭り自体もそうした生活サイクルと共にあったのでしょうね。

 

梅雨を集め、獅子の口からの滴りも順調に。

お地蔵さんの赤いニット帽が目を引きます。

 

こちらは馬頭観音像。

同じく獅子の口に祀られており、牛馬安全の祈りを捧げていたのでしょうか。

観音と呼ばれるのに怒った顔をしている、ちょっと不思議な仏様。

一般的に馬頭観音は、街道沿いや村落の辻、峠など「道」にかかわるところで、道中に倒れた馬の供養や旅路の安全を祈るなど、生活に近い環境に祀られることが多いです。

密教では観音菩薩の憤怒身として衆生の無智煩悩を排除し、諸悪を毀壊する存在らしく、適材適所というか、入り口に祀られているのも良い塩梅なのかも知れません。

憤怒相の上で無の表情をしている馬が目印。

 

獅子の口から流れる水が、山の保水力のバロメーター。

早めの梅雨明けになっても水が枯れませんように。

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