本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆10℃
先日、高住神社で出している『虫札』のことを書きましたが、下の写真がその虫札です。
版木に墨を塗り、手作りで刷っています。
年月を経た版木なので元の字が分からないのですが、
おそらく昔の山伏が作ったものだと思うので、梵字の呪い文なのでしょう。
以前、ここを訪れたお坊さんが古代インドの言葉・パーリ語で書いてあるのでは?と言われてましたが、
何と書いてあるのかまで聞きそびれてしまいました。
と思ったら、先日、神代文字(かみよもじ・じんだいもじ)を調べている方が来られ、
高住神社に神代文字が残されていると本に書いてあったと訪ねて来られました。
その本を見せていただくと、どうやらこの虫札のことらしいのです。
パーリ語といい神代文字といい、古代の文字が今も神社に伝えられているとしたら興味深い話ですね。
文字の意味が解読できたらと思うのですが、分からないままのほうが神秘的でいいのかも知れませんね。
御札の意味としては田畑の病虫害除けですが、害虫除けとして家に貼られる方もいるようです。
ムカデや蜂など這う虫や飛ぶ虫の災いがないよう、ご家庭にお貼りください。