本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆0℃
今日は節分。
日曜と重なり、豆まきしている神社・お寺はどこも賑わっていることでしょう。
この時期になると「厄除はいつまでにしたらいいのですか?」といった質問が増えてきます。
そもそも厄除とは、“新年を迎えるにあたって、旧年中の災厄を追い払う”という意味。
年の始まりをどの時点とみなすかが問題点。
その目安として『節分』があがってくるのです。
そもそも節分とは、二十四節気である立春・立夏など四立の前日を指します。
二十四節気とは太陽の周期を24分割した季節の分け方のこと。
旧暦は月の朔望(満ち欠け)を目安にしているので、この暦法だと月と太陽の周期の違いによってカレンダーと実際の気候にズレが生じてしまうのです。夏なのに寒い!といったように。
それでは農作の指標に成り立たないことから、季節を感じる目安としてこの二十四節気がうまれました。
そこで節分の話に戻します。
立春とはあくまで季節上の「春」の始まりであって、1月1日ではないのです。
ここがややこしい点(‐‐;
なので年初を「1月1日」とみなすか、「春の始まり」とみなすかで考え方が違ってくるわけなのですね。
で、本題に戻して厄除にふさわしい時期ということですが、新年を迎える前ということですから、元日説・立春説の両方をとって正月~立春の間がいいのではないかなと思います。
(大晦日を考えるとさらにややこしくなるのであえて無視します)
星祭りをしている神社やお寺は星巡りの分岐点として節分を重視しているようですし、字義通りにひとつの節目として考えたら良いのではないでしょうか。
もちろん、この期間を過ぎたらダメということもありません。
厄年は一年間つつがなく過ごせますようにということですから、なるべく早い時期にお勧めをしていると思ってください。中には誕生日を目安にと考える方もいますし、私的にはお祓いを受けたい気持ちになった時にされたらいいんじゃないかなと思います。
とまあざっくりと書いてみましたが、私的見解なので解釈の違いによっては違う答えもあるでしょう。
節分は節目の行事であって、お祓いを受けることも健康的な日常生活をおくるためのリセットだと思えば、そのターニングポイントをどこにもうけるか?ということだと思います。
深く考えると訳が分からなくなるのでここまで。
とりあえず歳の数だけ豆でも食べておきましょー。