7月30日(土)、午前11時より豊前坊高住神社の夏越祭が執り行われました。
「土用の丑」に行う習わしですが、今年は偶然にも土曜日と重なったので混乱した方もいたとかいないとか。
6月末もしくは月遅れの7月末に行われることの多い夏越祭(水無月の大祓)ですが、くしくも今年は暦との巡り合わせで月末に近い日となりました。
当日は「冷やし甘酒」と「冷やし白玉ぜんざい」でのお接待をして参拝者を迎えました。
新潟銘酒『緑川』をこしらえた酒粕で作った酒粕甘酒。砂糖とショウガを混ぜてスッキリした甘味を出しています。
甘味の苦手な男性もアルコールの匂いが苦手な子どもにも、後口がよくクセも少なくて飲みやすいと好評。
もうひとつの冷やし白玉ぜんざい。こちらはサラッとさせて清涼感を出してみたのですが、それがアタリだったようです。
夏に涼を感じるおもてなしに、皆さん喜んで頂けたようです。
定刻の11時より夏越祭祭典の開式。
大祓詞奏上、夏越祭祝詞奏上、そして参列者玉串を奉りて拝礼と進みます。
そして一同とともに茅の輪くぐりへ。
27日に仕上げた茅の輪ですが、涼しい気候とあって枯れることなく鮮やかな緑を保ち続けていたので、清々しい気持ちで茅の輪をくぐれたようです。
正月に新調した鳥居の注連縄も映え、良き夏越祭を斎行することができました。
ご参拝頂いた方々、また神事ご奉仕頂きました方々にお礼申し上げます。