本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆－２℃～
◆積雪量…１０センチ～１５センチ
《豊前坊方面～チェーン規制中》
昨日の急激な冷え込みで、福岡一帯で雪が降った模様です。
そのうえ強風で、関東のほうでも大木が倒れるなどの被害があったようです。
今日はうって変わって天気が良くなり青空に。
空の青さと雪の白さのコントラストが美しく、御社殿が映えてなんとも麗しい雰囲気。
平地では昨日のうちに雪解けしたところが多いですが、標高が高いのでまだ残っています。
３月に入っても雪が降るのは想定の範囲内。
今日の仕事は一日中雪かき。
屋根を見上げると、マシュマロみたいな雪が。
今にも落ちそうな予感。
社殿周りの雪かきを終えて参道を雪かきしていると、ズズズ・・・ドドドドド・・・という轟音が。
案の定、屋根に積もった雪が落ちてきました。
雪とともに３Ｍ近い板状の樹皮が落ちてきて、地面に突き刺さっていました。
もし、屋根下の雪かきをしていたら、脳天に刺さっていたことでしょう。
くわばらくわばら。
このまま天気の良い日が続けば、なんとか土日までには道路も通行できるようになるでしょう。
本日の高住神社の状況です。
◆小雨・霧
◆３℃
昼間なのに、まるで陽が落ちた後のような薄暗い杉林。
一年のうち６分の１は、こうした霧に覆われているような気がします。
屋久島の杉があれだけ大きく育ったのは、年間を通して暖かな気候と雨量の多さのおかげとも。
英彦山は寒さ厳しいですが、年中発生する霧のおかげで湿度には事欠かないことから、
これだけ大きく育ったのかも知れません。
そしてこれらの巨木が残っているのも、霊山として人の介入が制限されてきたことで、
自然が護られてきたことに起因するのでしょう。
こうして見ると、まさしく異界への入口のようですね・・・。
本日の高住神社の状況です。
◆雨
◆８℃
英彦山に春の訪れを感じるのは、足元に咲く小さな草花が芽吹くとき。
他の草に先がけて、まずホソバナコバイモが咲いたとお知らせしましたが、
それを追うようにまたもや小さな花が咲き始めました。
ホソバナコバイモ。
西日本のごく一部でしか生育していないユリ科の植物で、釣鐘形の小さな花を咲かせます。
漢字で書くと、細花小貝母。
花と比べるとずいぶん茎が細く見え、重いから垂れ下がっているのでしょうかね。
環境省および福岡県レッドデータブックによると、『絶滅危惧Ⅱ類』に分類されています。
絶滅が危ぶまれている品種なので、採集は禁じられております。
見つけても観るだけにとどめておいて下さいね。
本日の高住神社の状況です。
◆雨・霧
◆８℃
今日も雨。霧がまとわりつくような湿度１００％の天候です。
おかげで神殿の中まで細かな結露が。
杉木立が霧に包まれ、静謐な雰囲気をかもし出しています。
桃山時代に活躍した絵師、長谷川等伯をご存じでしょうか。
ちょうど等伯の『松林図屏風』さながらの雰囲気。
幾百年の年月を経て聳え立つ杉が、霧の海で朦朧とその姿を浮かびあがらせています。
このおぼろげで曖昧な雰囲気が落ち着くのはなぜでしょうかね。
晴れの日も雨の日も、霧の日も雪の日も、
その日その日の楽しみがあるのが、このお宮の良さのような気がします。
本日の高住神社の状況です。
◆小雨
◆５℃
豊前坊駐車場にある桜の枝が、気のせいか赤っぽく見えました。
よく見ると枝の先にはつぼみが。
まだ小さくて固いつぼみですが、ほんのりと赤く色づき春の到来を待っているかのようです。
これから徐々に膨らみはじめることでしょう。
朝露が美しい、朝の豊前坊。
